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創世記

硬い心

創世記4章

アダムとエバが罪を犯した後、すぐに人々の心は硬くなりました。

カインは自分のやり方で神様を礼拝しようとしましたが、その礼拝は拒絶されました。カインが怒ったとき、神様は彼に問いかけられました。

なぜあなたは憤っている。なぜ顔を伏せているのか。 あなたが正しく行ったのであれば、受け入れられる。

ただし、あなたが正しく行っていないのなら、罪は戸口で待ち伏せして、あなたを恋い慕っている。だが、あなたは、それを治めるべきである。(創世記4:6ー7)

けれども、カインは自分の心を硬くし、弟を殺してしまいました。

神様がカインに面と向かわれたとき、アダムとエバとは異なり、カインは言い訳をしませんでした。むしろ、「私の咎は大きすぎて、担いきれません」と言いました。

彼は悔い改めることはなく、ただ文句を言っただけでした。

カインの子孫であるレメクはさらにひどい人物でした。レメクは傷つけられると、相手を殺してしまいました。そのとき、レメクは自慢しながら、このような歌を歌いました。

私の受けた傷のためには、ひとりの人を私のうけた打ち傷為には、ひとりの若者を殺した。カインに七倍の復讎があれば、レメクには七十七倍。(創世記4:23ー24)

どうして人間の心はそんなに硬くなるのでしょうか。その答えは創世記6ー7節に書かれています。

私たちは常に罪と戦っています。そして、私たちが罪を治めなければ、罪が私たちを治めることになります。

さらに、私たちが誘惑に負けて罪を犯せば犯すほど、私たちの心は硬くなります。

多くの場合、誘惑が最初に来たとき、神様は私たちの良心を通して注意を促されます。その時、私たちは自分が悪いとすぐに分かります。

しかし、もし悔い改めなければ、私たちの心は少しずつ硬くなります。

その結果、神様からの次の警告を無視しやすくなり、自分の罪に対する罪悪感が薄れてしまいます。

そして、もし神様の警告を無視し続ければ、私たちの心はさらに硬くなり、神様の声がだんだん聞こえなくなり、自分の罪を認識できなくなります。

そのような危険を避けるためにはどうすればよいでしょうか?私たちは柔らかい心を保つべきです。

罪悪感を覚えたとき、それを無視してはいけません。むしろ、良心に従うべきです。

そして、もし罪を犯したなら、すぐに悔い改めるべきです。

また、神様の声に対して開かれた心を持ち続けるようにしましょう。

あなたの心が硬くならないように。
あなたの愛が冷めないように。
あなたが常に子供のような心を保てるように。
あなたの心が老いることがないように。

あなたの心が硬くならないように。
あなたが常に硬い心の治療を覚えておくように。
それは、イエス様の前で砕かれる心を持ち、
感謝の心、へりくだる心、清い心を保つことです。

ーーボブ・ハートマン

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