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創世記

そうすれば、どうなりますか

創世記19:30ー36

最近、ある人と話しました。

彼は釣りが大好きです。家族が三重県に住んでいて、彼は単身赴任で大阪に住んでいます。毎週、彼は三重県に家族に会いに帰りますが、ちょっと言い直すと、彼は家族にほとんど会いません。むしろ、釣りをしに行くのです。

笑顔で彼はこう言いました。「私の妻はいつも文句を言って、娘たちと遊んだほうがいいと言われます。」二人の娘がいて、今8歳と10歳です。

彼に会ったばかりだったので、何も言いませんでしたが、言いたかったのは「そうすれば、どうなると思いますか。」ということです。

「釣りをするのは楽しいかもしれませんが、いつもそうしていると、家族の関係はどうなりますか。」と言いたかったのです。

彼は大阪に住んでいて、ほとんど家族に会いません。家に帰っても、家族とあまり時間を過ごさないのです。

ある日、家族の関係が完全にだめになってしまうことに気づくかもしれません。その日はすでに来ているかもしれません。

私たちは皆、人生の決断をします。多くの場合、その決断が良いものだと思うかもしれません。けれども、自分に問いかけなくてはならないのは、「そうすれば、どうなりますか。」ということです。

ロトの娘たちは家系を保ちたかったのです。しかし、ソドムが滅びたとき、その二人の夫はいなくなりました。それに、ロトと娘たちの三人では山に住んでいました。再婚の可能性が全くありませんでした。

そこで、その二人は父を酔わせて彼と寝たのです。家系を保ちましたが、その結果は何でしたか。自分たちと父が堕落してしまったのです。

ロトがそれに気づいたら、どのように感じたでしょうか。ロトもたくさんの悪い決断をしました。

その時、彼は何も持っていませんでした。そして、アブラハムに戻れない理由は何もありませんでした。アブラハムはきっとロトを受け入れたでしょう。

けれども、ロトは恥ずかしく思ったかもしれません。だから、プライドを守ろうとして戻らなかったのです。

ところが、その決断によって、娘たちの行動で、三人のプライドは完全に失われてしまいました。

しかし、素晴らしいことは、どんなにひどい状態に陥っても、神様にはそれを良いことに変える力を持っておられるということです。

ロトの娘はモアブという息子を生みました。

その家系からルツという女性が現れました。ルツは義理の母と共にイスラエルに行き、ボアズという男性と結婚しました。

そして、その二人の子孫を見てみると、誰の名前が見つかるでしょうか。イエス・キリストです。

ロトと娘たちはとても悪い決断をしました。それでも、神様はその悪い状態を良いことに変えてくださいました。

神様は私たちのためにも同じことをしてくださいます。

クリスチャンではない人と結婚して、今結婚問題に直面しているかもしれません。

あなたが家族を無視していて、今妻が離婚したいと思っているかもしれません。

経歴を追い求めるあまり神様から離れた結果、今あなたの人生は虚しくなり、神様があなたを見放したと思うかもしれません。

どんなに人生がめちゃくちゃになっていても、神様は決してあなたを見捨てません。神様はあなたを諦めません。一番ひどい状態にあっても、それを美しいものに変えてくださいます。

だから、神様に立ち返ってください。悪い決断をしたことを認めてください。赦しを求めて祈ってください。そして、神様は助けてくださいます。

神様はその問題を取り去らないかもしれませんが、必ず助けてくださいます。

主のみ前で、へりくだりなさい。そうすれば、主があなた方を高くしてくださいます。(ヤコブ4:10)

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