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創世記

言い訳の余地はない

創世記20章

「でも知らなかった。私の良心はきれいです。」

ゲラルの王アビメレクがアブラハムの妻を自分の妻として取ったとき、彼はそう言いました。

そして、それは事実でした。アブラハムのほうが悪かったのです。

アブラハムはうそをつきました。つまり、「サラは私の妹だ」と言ったのです。

だから、アビメレクはサラを取りました。

しかし、神様はアビメレクに面と向かってこう言われました。

「あなたが召しいれた女のために、あなたは死ななければならない。あの女は夫のある身である。」

アビメレクは本当に知らなかったのですが、罪を犯しており、その罪を償う必要がありました。

私たちはどれほど多くの罪を知らずに犯しているでしょうか。多分、自分が思っているよりもはるかに多いかもしれません。

だからこそ、日が終わったら「神様、私の心を探ってください」と祈るべきです。そうしないと、私たちが気づかないまま罪を犯して、その罪が神様との関係を妨げるかもしれないからです。

ダビデはそのことをよく知っていたので、こう祈りました。

誰が自分の数々のあやまちを悟ることができましょう。

どうか、隠れている私の罪をお赦しください。あなたのしもべを、傲慢の罪から守ってください。それらが私を支配しませんように。

そうすれば、私は全ったき者となり、大きな罪を、免れて、きよくなるでしょう。(詩篇19:12-13)

別の祈りで、ダビデはこのように祈りました。

「神よ。私を探り、私の心を知ってください。私を調べ、私の思い煩いを知ってください。

私のうちに傷のついた道があるか、ないかを見て、私をとこしえの道に導いてください。」(詩篇139:23-24)

神様、どれほど私が知らずに罪を犯していて、その罪が私たちの関係を妨げることがあるのでしょうか。どうか赦してください。

聖霊の声に対して、私の耳がもっと敏感になりますように。そして、私が罪を犯したら、すぐに気づいて告白できますように。

ダビデが祈ったように、私の隠れた罪をお赦しください。私のうちに傷のついた道があるかどうかを見てください。

傲慢の罪から守ってください。あなたと親しい関係を心から望んでいるからです。アーメン。

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