私の意見ですが、多分、パロはイスラエル人を決して解放するつもりがなかったと思います。
なぜなら、モーセは「解放してください」とは全く願わず、「神様に犠牲を捧げるために行かせてほしい」と言っただけだったからです。
だから、最後の奇跡のあとで、パロが「行きなさい」と言った時、多分彼の意味したことはこうだったのでしょう。
「その犠牲を捧げなさい。羊や家畜を連れて行ってもよい。イスラエル人の皆さんは行って来てもよい。」(出エジプト記12:31ー32)
だからこそ、パロはイスラエル人がエジプトから脱出しようとしていると聞いた時、軍隊をイスラエル人を捕まえるために送ったのです。
イスラエル人にとっては、とても恐ろしい状況だったと思います。荒野と海に閉じ込められ、エジプトの軍隊が急速に迫ってきていました。
そのため、彼らは恐慌に陥り、モーセに向かって叫びました。
エジプトには墓がないので、あなたには私達を連れて来て、この荒野で、死なせるのですか。 (出エジプト記14:11)
しかし、モーセは答えました。
「恐れてはいけない。しっかり立って、今日、あなた方のために行われる主の救いを見なさい。
あなた方は、今日見るエジプト人をもはや永久に見ることはできない。
主があなた方のために戦われる。あなた方は黙っていなければならない。」(13ー14節)
そして、神様はモーセに言われました。
なぜあなたは私に向かって、叫ぶのか。イスラエル人に前進するように言え。(15節)
「しっかり立ちなさい。」
トラブルがあると、私たちはよく震えます。健康のトラブルがある時、経済のトラブルがある時、人間関係のトラブルがある時。
しかし、神様はこう言われます。
「震えるな。しっかり立ちなさい。私はあなたが基づくことができる岩です。私はあなたのために戦います。あなたを救いだします。この問題はすぐに消えます。」
どれほど、私たちは様々なトラブルに直面し、ストレスを感じるでしょうか。それでも、その問題は最終的には解決します。
そして、振り返るとき、神様が私たちを救い出してくださったことが見えるでしょう。
神様は、いつも私たちの問題をすべて取り去ると約束されたわけではありません。時には、私たちは大きな苦しみや悲しみを経験します。
けれども、振り返ると、どれほど神様が私たちを助けてくださったかが分かります。
だから、辛い試練が来る時に震えないでください。しっかり立ってください。
「前進しなさい。」
どれほど問題が私たちを妨げようとするでしょうか。そのとき、前進し続けましょう。
時には、私たちが神様に従う時、敵が攻撃します。
もし私たちが神様の御国のために働くなら、サタンは必ず攻撃してきます。
しかし、たとえサタンがあなたを攻撃しても、神様に従うことを決して諦めず、前進し続けましょう。
そうすれば、神様はあなたを救い出してくださいます。
時には、私たちは誤った決断をしてトラブルを招くことがあります。
それでも、後悔や過去にとらわれず、前進しましょう。
私たちは過去を変えることはできません。けれども、前進して神様に従うなら、将来は必ず良くなるでしょう。
パウロはこう言いました。
私は、すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。
ただ、捕らえようとして、追求しているのです。そして、それを得るようにとキリスト・イエスが私を捕らえてくださったのです。
兄弟たちよ。私は、自分はすでに捕らえたなどと考えてはいませ ん。
ただ、この一時に励んでます。すなわち、後ろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み、キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠 を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。(ピリピ3:12ー14)
どんな試練に直面しても、しっかり立ちましょう。
神様があなたの味方であることを覚えておきましょう。
神様があなたのために戦ってくださることを思い出しましょう。
神様があなたを救い出してくださることを心に留めておきましょう。
そして、前進しましょう。
問題があなたを止めないようにしましょう。
神様の御心にかなうようにし続けましょう。
諦めずに、一心に走り続けてください。
神様はあなたとともにおられ、救い出してくださるからです。
