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民数紀

あなたを愛しています。あなたを必要としているのです。

民数記10:29−32

「私はあなたを愛しています。」

「私はあなたを必要としているのです。」

私たちが愛している人に、どれくらいこの言葉を伝えるでしょうか。

愛している人がいつもそばにいて、私たちを助けてくれて、私たちを愛してくれるのが当然だと思うのは簡単です。

そのため、無意識のうちに、彼らとの関係が少しずつ離れていくことがあります。

それは結婚の関係でも、家族の関係でも、友達の関係でも同じです。なぜならば、私たちは「あなたは私にとってとても大切な人です」と伝えるのを忘れてしまうからです。

モーセとイスラエル人がシナイを出てカナンに向かうとき、モーセの義理の兄ホバブは自分の国に帰ろうとしていました。

けれども、モーセはこう言いました。

私たちは、主があなたがたに与えると言われた場所へ出発するところです。

私たちといっしょに行きましょう。私たちはあなたをしあわせにします。

主がイスラエルにしあわせを約束しておられるからです。(民数記10:29)

しかし、ホバブは答えました。

私は行きません。私の生まれ故郷に帰ります。(30)

それを聞いて、モーセは諦めることもできましたが、それでもなお頼み続けました。

どうか私たちを見捨てないでください。

あなたは、私たちが荒野のどこで宿営したらよいかご存じであり、私たちにとって目なのですから。

私たちといっしょに行ってくだされば、主が私たちに下さるしあわせを、あなたにもおわかちしたいのです。(31ー32)

その言葉によって、モーセはホバブをどれほど愛していて、ホバブが必要であることを伝えました。その結果、ホバブはイスラエルの民と一緒に行くことを選びました。

あなたはどうですか。少し疎遠になっている関係はありますか

。愛している人に、どれほどあなたがその人を愛していて、相手が必要であるかを伝えていますか。

私たちの関係を大切にしましょう。

そして、相手がどれほど大事であるかを伝えましょう。たった2つのシンプルなフレーズで十分です。

「私はあなたを愛しています。」

「私はあなたを必要としているのです。」

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