時々、私はもっと物が欲しくなることがあります。例えば、大きなテレビやI-padが欲しいと思うことがあります。
けれども、この箇所を読むときに特に心に残るのは、私たちは神様が与えてくださったもので満足するべきだ、ということです。
神様はイスラエルの民にこう言われました。
「あなたがたを恐れる国々がいる。しかし、彼らのものを取るな。なぜなら、私はそれをその人々に与えたからだ。私は彼らの土地を少しもあなたがたに与えるつもりはない。」
なぜ、神様は「満足するべきだ」と言われたのでしょうか。
その理由は7節に記されています。
事実、あなたの神、主は、あなたのしたすべてのことを祝福し、あなたの、この広大な荒野の旅を見守ってくださったのだ。
あなたの神、主は、この四十年の間あなたとともにおられ、あなたは、何一つ欠けたものはなかった。(申命記2章:7)
つまり、神様はあなたをすでに祝福してくださったのです。あなたを守り、すべてを満たしてくださいました。だから、他の人のものを貪ってはいけません。
この言葉は、ヘブル人への手紙の著者が語った言葉に似ています。
金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。
主ご自身がこう言われるのです。
「わたしは決してあなたを離れず、また、あなた を捨てない。」
そこで、私たちは確信に満ちてこう言います。「主は私の助け手です。私は恐れません。人間が、私に対して何ができましょう。(13:5ー6)
神様が私たちの味方であり、さらに私たちの必要を満たしてくださるのであれば、他に何が必要でしょうか。
