この記事は一年前に英語で書きました。その時、私の父が亡くなり、父のためにこの記事を書いたのです。
最近、クロスロード教会のメンバーであるキャサリン・ベントンも亡くなりました。ですから、キャサリンのことも覚えて、この記事を書いています。
神様の御下で完全にされたキャサリンと私の父に、また会える日が来るのです。
前のブログでこの話について触れましたが、この箇所を読むと、もう一つ心に残ることがあります。
それは、モーセがルベン人、ガド人、そしてマナセの半部族にヨルダンの東側の土地を与えたということです。
つまり、これら三つの部族の人々には、神様が約束された土地の外に住むことが許されたのです。 しかし、モーセは彼らに命じました。
あなたがたの神、主は、あなたがたがこの地を所有するように、あなたがたに与えられた。
しかし、勇士たちはみな武装して、同族、イスラエル人の先に立って渡って行かなければならない。。。
主があなたがたと同じように、あなたがたの同族に安住の地を与え、彼らもまた、ヨルダンの向こうで、あなたがたの神、主が与えようとしておられる地を所有するようになったなら、そのとき、あなたがたは、おのおの私が与えた自分の所有地に帰ることができる。 (申命記3:18、20)
その三つの部族の人々はすでに到達し、自分たちの土地を見つけました。彼らは安住の地を与えられたのです。
けれども、彼らの使命はまだ終わっていませんでした。神様は「まだ辿り着いていない人々を助けなさい」と命じられまたのです。
そして、神様は私たちにも同じ命令を与えておられます。
もちろん、私たちの中で本当に辿り着いた人は誰もいません。私たちは皆、「キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです」(ピリピ3:14)。
とはいえ、もしかすると、あなたは他の人よりキリストとの歩みにおいて、少し先を進んでいるかもしれません。
例えば、あなたの経験を通して、人生の戦いの中でどのように勝利を得るかを学んだかもしれません。だからこそ、神様は私たちに、他の人が勝利を得られるよう助けることを望んでおられるのです。
この箇所において、もう一つ興味深い点があります。それは、モーセが「もう着いた」人々に、ただ他のイスラエルの民と一緒に進みなさいと言ったのではないことです。
むしろ、彼らは他のイスラエルの民の先頭に立ち、その道をリードし、準備しなければならなかったのです。
私たちも、キリストにある兄弟姉妹たちのために、同じようにすべきです。
では、どのように助けるべきでしょうか。それは、私たちが学んだことを教えること、私たちの経験を共有すること、彼らのために祈ること、彼らが戦う時に隣に立って一緒に戦うことです。
あなたはもう到達したと思っていますか。クリスチャンとしてすでに成熟していると思いますか。
パウロがピリピ3章で語ったように、この世に生きるクリスチャンの中で、誰も完全には辿り着いていません。
だからこそ、イエス様に召されたように、私たちは目標を目指して一心に走り続けるべきなのです。
そして、もしある程度すでに辿り着いているなら、兄弟姉妹たちがそこまで辿り着けるように助けましょう。
私たちが歩んできた道を示しましょう。つまり、私たちが落ちた落とし穴について彼らに警告し、神様が示された勝利への道を教えましょう。
