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申命記

一人で戦っている?神様と一緒に戦っている?

申命記20:1ー4

スポーツでは、大きな試合の前に、監督や選手がチームに向けて激励演説をすることがあります。

おそらく、祭司がチームに激励演説をすることはないでしょう。

ところが、神様は大きな戦争の前に、イスラエル人にそのようにするよう命じられました。

神様はこのように言われました。

あなたがたが戦いに臨む場合は、祭司は進み出て民に告げ、

彼らに言いなさい。

「聞け。イスラエルよ。あなたがたは、きょう、敵と戦おうとしている。

弱気になってはならない。恐れてはならない。うろたえてはならない。彼らのことでおじけてはならない。

共に行って、あなたがたのために、あなたがたの敵と戦い、勝利を得させてくださるのは、あなたがたの神、である。」(申命記20:2-4)

もし誰かが軍隊に激励演説をするのであれば、その人は将軍などの地位にあるはずです。けれども、神様は祭司が話した方がよいと言われました。

それはなぜでしょうか。

おそらく、一つの理由は、イスラエル人の力がどこから来るのかを思い出させるためです。

私たちが大きな問題に直面するとき、本能的にまず一人で解決しようとします。自分の力でその問題に立ち向かうのです。

しかし、それに圧倒されたとき初めて、神様に向かって「助けてください」と叫ぶのです。

私自身もよくそうしてしまいます。

けれども、神様は「最初から私に焦点を当てなさい」と言われます。

また、神様は私たちに「一人で戦う必要はないことを思い出しなさい。私はあなたと共におり、私は勝利を与える」と言われます。

あなたはどうでしょうか。試練に直面するときに、神様を仰ぐでしょうか。神様の力を求めるでしょうか。

それとも、自分自身に信頼するでしょうか。

自分に焦点を当てると、その結果はプライドです。しかし、圧倒されたときには、私たちのプライドは潰れ、恐れ始めます。

プライドも恐れも良くないことです。

ですから、あなたの人生が崩れる前に、神様を求めましょう。

毎日の初めに、神様を仰ぎましょう。神様を信頼しましょう。

そうするなら、神様にあって勝利を得ることができます。

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