私は小学生の頃、学期の最終日に、夏休みがとても楽しみだったのを覚えています。
その時、私は昔の詩を暗唱したことを覚えています。
鉛筆は、もうない、
教科書は、もうない、
先生の怒っている顔は、もうない。
私はあまりにも嬉しくて、自分の歌詞を加えました。そして、階段を下りながら、その詩を暗唱しました。
多分、ダビデも、そのように感じたかもしれません。(もちろん、彼の喜びは私のよりも大きかったけれど。)
ペリシテ人が彼を捕まえて、ダビデは「私は死ぬ」と思ったかもしれません。けれども、彼は、狂っている人のように行動したので、その王はダビデがそんなに危険人物ではないと思い、解放しました。
詩篇34篇で、ダビデの大喜びがよくわかります。
私はあらゆる時に主をほめたたえる。私の口には、いつも、主への賛美がある。
私のたましいは主を誇る。貧しい者はそれを聞いて喜ぶ。
私とともに主をほめよ。共に、御名をあがめよう。(詩篇34:1-3)
多分、ダビデは何回もこの歌を歌ったと思います。他の試練に直面した時に、神様の慈しみを思い出すために、この歌を歌ったかもしれません。
サウルから逃げ続けていた時にも、この歌を歌ったかもしれません。息子アブサロムがダビデの王国を取ろうとして、ダビデが逃げた時にも、この歌を歌ったかもしれません。
どれぐらい、ダビデはこの歌を歌ったでしょうか。どれぐらい、「神様は良い方です。神様は私を養ってくださる」と思い出すために歌ったでしょうか。
特に、私はこの言葉が大好きです。
主の使いは主を恐れる者の回りに陣を張り、彼らを助け出される。
主のすばらしさを味わい、これを見つめよ。幸いなことよ。彼に身を避ける者は。(詩篇34:7-8)
また、
主は心の打ち砕かれた者の近くにおられ、霊の砕かれた者を救われる。
正しい者の悩みは多い。しかし、主はそのすべてから彼を救い出される。(詩篇34:18-19)
実は、この詩篇の全体が大好きです。歌った時に、ダビデはこう思い出しました。
1.神様は私たちの叫びを聞いてくださる。(4-6、15、17節)
2.私たちの試練の中に、神様はいつも私たちと共におられる。私たちは決して一人ぼっちではありません。(7、18節)
3.神様は良い方です。(8節)
4.神様は私たちのニーズを全て備えてくださいます。(9-10節)
5.大変な時でも、神様に背を向けない方が良いです。正しいことをし続けた方が良いです。(12-14節)
6.神様に信頼すれば、全ては良くなるでしょう。(5、19-22節)
試練の中にいる時、私たちは、この詩篇を思い出しましょう。何回も、この歌はダビデを助けたと思います。もし、ダビデのように神様を信じると、この歌は私たちも助けてくださるでしょう。
