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サムエル記第一

辛い時に、私たちの反応は?

サムエル記第一30章

私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。

ヤコブ2章1節でそのように書かれています。

とはいえ、その言葉を口にすることよりも、従うことの方が難しいのです。辛い時を楽しむ人を、私はまったく知りません。それでも、辛い時にどのように反応すべきでしょうか。

ダビデとその民は、決断を迫られる状況に直面しました。ペリシテ人の軍隊と一緒に戦うことを許されなかったため、自分たちの町に戻りました。

けれども、戻ってみると、彼らの町は焼き払われ、所有物は奪われ、子供たちと妻たちは虜にされていました。ダビデとその民はそれを目にし、泣き疲れるまで泣きました。

ダビデの民はどのように反応したでしょうか。彼らは苦々しい思いを抱き、怒りを感じました。その結果、ダビデを責め、彼を殺そうとさえしました。

では、ダビデはどのように反応したでしょうか。

ダビデは彼の神、によって奮い立った。(サムエル記第一30:6)

もしダビデが沈んでいたなら、それは普通の反応だと言えるでしょう。もし彼が怒り、苦々しい思いを抱いていたとしても、私たちにはその気持ちが理解できると思います。

しかし、ダビデはそうしませんでした。むしろ、彼は神様によって奮い立ちました。辛い時に、ダビデは神様に背を向けることはせず、神様とその知恵を求めました。

そして、神様の導きに従い、その攻撃者を見つけ出し、戦い、最終的には彼らを征服しました。そしてすべてを取り戻したのです。

辛い時、あなたはどのように反応するでしょうか。苦々しい思いを抱くでしょうか。神様や他の人々に怒りを向けるでしょうか。相手を責めるでしょうか。それとも、神様によって奮い立つでしょうか。

神様とその知恵を求め、神様の導きに従うでしょうか。それとも、自己憐憫に陥るでしょうか。

ダビデのように、私たちは怒りや苦々しい思い、失望に負けてはいけません。

むしろ、知恵と導きを得るために神様に向かい、その導きに従って行動しましょう。そうするなら、私たちの試練はこの上もない喜びとなるでしょう。

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