イシュ・ボシェテの王位はあまり長く続きませんでした。彼の民はイシュ・ボシェテを殺し、その首をダビデに持参しました。
当然、ダビデは怒り、その人々を殺しました。(けれども、これを読むと、私はこう思います。「ダビデは、この人々を殺人の罪で即座に殺したのに、なぜヨアブを同じ罪で罰しなかったのだろうか。」)
とにかく、この箇所を読むと、一節が特に印象に残ります。
サウルの子イシュ・ボシェテは、アブネルがヘブロンで死んだことを聞いて、気力を失った。イスラエル人もみな、うろたえた。(サムエル記第二4:1)
多分、イシュ・ボシェテの民が彼を殺した理由は、彼が弱いリーダーだったからです。彼はアブネルにあまりにも依存していたため、アブネルが死んだ後、イシュ・ボシェテは希望を失いました。
問題は、リーダーがしっかりとリードしないと、彼の民に悪影響を与えてしまうことです。イシュ・ボシェテの恐れが彼の民の恐れとなったのです。
あなたはどのようなリーダーでしょうか。
「私はリーダーじゃない」と思うかもしれません。
けれども、もしあなたに子供がいるなら、あなたは子供のリーダーです。先生や日曜学校の先生なら、生徒のリーダーです。もし誰かのロールモデルであるなら、あなたはその人のリーダーです。
そして、困難な時、彼らはあなたの指示を求めます。
その時、あなたはどうしますか。あなたは他の人々に頼るでしょうか。他の人々の力に頼るでしょうか。
もちろん、そのような人々がいることは良いことです。しかし、もし彼らがいなかったら、あなたはパニックに陥るでしょうか。
それとも神様を仰ぎ、知恵と助けを求めて祈るでしょうか。
私たちは、神様に頼るリーダーにならなければなりません。そうでなければ、イシュ・ボシェテのようにパニックに陥り、私たちに従う人々も同じ状況に陥ってしまいます。
そして結局、私たち自身にも、また私たちに従う人々にも、すべてが悪い結果となるでしょう。
あなたは、どのようなリーダーでしょうか。
