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サムエル記第二 歴代誌第一

私たちが心を頑なにすると

サムエル記第二11章;歴代誌20:1

今日は、ダビデの最も低い状態について考えます。

アメリカでは、ノン・クリスチャンがダビデを思い浮かべるとき、二つの出来事を連想します。ゴリアテとの戦い、そしてバテ・シェバとの不倫です。

一つはダビデの最大の勝利であり、もう一つはダビデの最大の失敗です。

いったいどうして、神様の心にかなうと言われたこの人物が、そんな最悪の事態に陥ってしまったのでしょうか。それは、彼が自分の心を頑なにしてしまったからです。

以前言ったように、この罪の種は、その前に蒔かれていました。

神様がイスラエルの王たちに与えられた命令は、「多くの女性を妻にしてはならない」というものでした。

けれども、ダビデはその戒めを無視して、複数の女性を妻にしたのです。

その態度が原因となり、この箇所の問題が生じました。

少し想像してみてください。もしダビデが若い時から神様の戒めに従っていたらどうなっていたでしょうか。

罪を犯すこと自体はあり得たかもしれません。しかし、若い時に誘惑と戦い続けていたなら、つまりずっと情欲と戦っていたなら、バテ・シェバを見た時に誘惑から逃れられた可能性があるのではないでしょうか。

けれども、ダビデには他にも失敗がありました。

第二サムエル記と歴代誌第一によると、王たちが出陣するころ、ダビデはエルサレムに留まっていました。ダビデの軍隊とその将軍が出陣したのに対し、彼自身は自分の家にとどまっていたのです。

つまり、ダビデは自分の国を守ることもせず、また神様が「取りなさい」と命じられた土地を取ることもしないまま、自宅で寛いでいたのです。

英語のことわざに、「怠け者の頭は悪魔の仕事場」というものがありますが、ダビデの場合、このことわざがまさに当てはまりました。

私たちも、するべきことを放棄してずっと寛ぐならば、誘惑に対して脆弱になってしまいます。

特にインターネット上のポルノに関して、多くの男性はこの真理を理解できるのではないでしょうか。

私たちは退屈を感じ、何気なくインターネットを始めた結果、罪に陥ってしまうことがあるのです。

ダビデはさらに大きな過ちを犯しました。

彼は屋上からバテ・シェバが体を洗っているのを目にしましたが、すぐに自分の部屋に戻ることはせず、その場に立ち続けて彼女を見続けました。

その後、バテ・シェバについて尋ねました。

ダビデがすぐに知ったのは、彼女がダビデの30人の勇士の一人の娘であり、さらにダビデの議官アヒトフェルの孫であるということでした(第二サムエル記23:34)。

そして、彼女は30人の勇士の一人、ウリヤの妻でもあったのです。

それでも、ダビデは自分の心を頑なにし、バテ・シェバを呼び寄せて彼女と関係を持ってしまったのです。

その結果、バテ・シェバが妊娠すると、ダビデは自分の罪を認めることをせず、それを隠そうとしました。

彼はウリヤを呼び戻し、戦争がうまくいっているかどうか尋ねました。その後、ダビデはこう言いました。

「では、どうぞ家に帰ってください。疲れているでしょう?リラックスしてください。」

もちろん、ダビデの真の意図は、ウリヤがバテ・シェバと寝ることで、自分の罪を隠そうとすることでした。

ところが、ウリヤは家には帰りませんでした。

ダビデが「どうして帰らないのか」と尋ねると、ウリヤは答えました。

神の箱も、イスラエルも、ユダも仮庵に住み、私の主人ヨアブも、私の主人の家来たちも戦場で野営しています。

それなのに、私だけが家に帰り、飲み食いして、妻と寝ることができましょうか。

あなたの前に、あなたのたましいの前に誓います。私は決してそのようなことをいたしません。(第二サムエル記11:11)

ダビデはそれを聞いたとき、その心が刺されたかもしれません。

ウリヤがダビデに本当に忠実であったにもかかわらず、ダビデはウリヤの妻と関係を持ち、そのことについて彼を欺こうとしたのです。

その後、ダビデはウリヤを欺くことができなかったため、ウリヤを殺し、バテ・シェバと結婚しました。

将軍ヨアブがダビデにウリヤの死を伝える場面を見ると、私たちはダビデの心の状態をよく理解することができます。ダビデはこう言いました。

このことで心配するな。剣はこちらの者も、あちらの者も滅ぼすものだ。(第二サムエル気11:25)

ダビデの心は本当に冷たかったです。

どうやって神様の民は罪に落ちるのでしょうか。

それは、私たちが心を頑なにするときです。心が硬くなれば硬くなるほど、心は冷たくなります。

そして、心が冷たくなればなるほど、罪はますます深く、悪くなっていくのです。

あなたの心はどうですか。心を罪に対して頑なにしていますか。

そのようにすれば、ダビデのように罪に落ちます。

ダビデはおそらく、そのような罪を決して犯さないと思ったかもしれません。あなたもそのように思うかもしれません。

しかし、私たちが心を硬くするなら、私たちもダビデのようになるかもしれません。本当に酷い罪を犯すかもしれません。

どれくらい、クリスチャンのリーダーが罪に落ちたという話を聞いたことがあるでしょうか。

もし彼らが失敗するなら、私たちも失敗する可能性があります。

ですから、心を守り、神様に対して柔らかくあり続けるようにしましょう。

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