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歴代誌第一

自分の模範によってリードする

歴代誌第一29:1ー9

「私の手本に従わずに、私の言葉に従いなさい。」

私の両親がそのようなことを一度も言わなかったことに感謝しています。なぜなら、それは本当に偽善的な表現だからです。

リーダーたちは、そのようなことを言ってはいけません。

一方、ダビデは自らの模範によって民を導いていました。

この箇所では、惜しみない態度をもってイスラエル人を導いたのです。彼は神様のために宮を建てることに情熱を注ぎ、自らの金や銀、そして宝石を捧げました。

そして、彼はイスラエルの指導者たちに挑戦したのです。

きょう、だれか、みずから進んでその手にあふれるほど、主にささげる者はないだろうか。(歴代誌第一29:5)

つまり、「私は主に捧げたから、あなたもどうですか。」

それを聞いたリーダーたちは、宮を建てるために喜んで自分たちの物を捧げました。

その結果は?

こうして、民は自分たちみずから進んでささげた物について喜んだ。

彼らは全き心を持ち、みずから進んで主にささげたからである。(9)

イスラエル人はそのリーダーたちの行動を見て、きっとリーダーたちをもっと信じるようになったでしょう。

なぜでしょうか。リーダーたちは、ただ何をするべきか言うだけではありませんでした。リーダーたちは、ただ「神様に仕えなさい」と言うだけではありませんでした。

むしろ、リーダーたちは自分が言ったことを実行していたのです。

私もそのような人々に従いたいと願い、またそのようなリーダーとなりたいと願います。

あなたはどうですか。自分の手本でリードできるでしょうか。

子供たちに「私の手本に従ってください」と言えるでしょうか。

自分の教会や会社の後輩に「私の手本に従ってください」と言えるでしょうか。

それとも、そのように言うと恥ずかしく感じるでしょうか。

言葉だけではなく、私たちの手本によってリードしましょう。

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