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伝道者の書

良い評判を築く

伝道者の書7:1-9

イスカリオテのユダ。ペテロ。ヒトラー。アブラハム・リンカーン。

この四人はみな有名な人物ですが、そのうち二人は悪名高い存在として知られています。名前を聞けば、その人の評判が瞬時に頭に浮かぶものです。それは時に良い評判であり、また時には悪い評判でもあります。

だから、ソロモンはこう言いました。

良い名声は良い香油にまさ「る」(伝道者の書7:1)

つまり、もしあなたの人生に良いことを見つけたいのであれば、良い評判を築く必要があります。

この箇所で、ソロモンはどのようにして良い評判を築くかを教えています。

では、どのようにして良い評判を築けるでしょうか。

まず、私が以前言ったように、あなたの人生について正しい考え方を持つことです。そうすることで、優先順位が正しくなり、正しい決断を下すことができます。

次に、知恵のある人々からアドバイスを求めることです。(7:5-6)

ただ聞きたいアドバイスだけを求めてはいけません。もし相手があなたに注意を与えるなら、謙虚に耳を傾けてください。

皮肉にも、ソロモン自身はこれを実践しませんでした。聖書には具体的に書かれていませんが、おそらく預言者ナタンや他の預言者たちがソロモンに人生の方向性について注意を与えたのではないでしょうか。

ところが、ソロモンは自分の知恵に頼り続けた結果、最終的に彼の没落を招きました。

最後に、金銭を愛することで性格が汚されないようにしましょう。政治家であれ牧師であれ、その誘惑に屈することで恥を受けることがあります。

パウロが言ったように、

金銭を愛することが、あらゆる悪の根だからです。ある人たちは、金を追い求めたために、信仰から迷い出て、非常な苦痛をもって自分を刺し通しました。(第一テモテ6:10)

お金自体は悪いものではありません。しかし、お金を愛することは悪いことです。そして、お金を愛することによって、多くの人々の評判が汚されてきました。

四つ目は、始めたことを最後まで成し遂げることです。始めることよりも、完了することの方が重要です。多くの人々は新しいことを始めますが、困難に直面するとすぐに諦めてしまいます。最初は簡単だと思っていたけれど、結局難しくなったために諦めてしまい、その結果、自分のプライドが傷つくこともあります。

けれども、ソロモンはこう言いました。

事の終わりは、その初めにまさり、忍耐は、うぬぼれにまさる。(8)

つまり、困難に直面しても、頑張り続けてください。我慢してください。すぐに諦めてしまうと、あなたの評判が落ちてしまいます。

イエス様も同じようなお話をされました。ある人が、プロジェクトにかかる費用を前もって考えなかったために、最後まで完了させることができませんでした。その人についてイエス様はこう語られました。

基礎を築いただけで完成できなかったら、見ていた人はみな彼をあざ笑って、

『この人は、建て始めはしたものの、完成できなかった』と言うでしょう。(ルカ14:29-30)

最後に、自分の怒りをコントロールするようにしましょう。多くの人々は怒りを抑えられないために、愚かな行動をしてしまいます。愛する人々を傷つけたり、無謀な決断を下したりして、振り返ったときに多くの後悔が残ることがあります。

ソロモンは次のように書き記しています。

軽々しく心をいらだててはならない。いらだちは愚かな者の胸にとどまるから。(9)

あなたはどうでしょうか。どのような評判を築いているのでしょうか。

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