税金の日。
私にとって、おそらく一番嫌いな日です。
一昨年、市民税の請求書が届き、私は大きなショックを受けました。それは前年の税金のおよそ倍だったのです。
けれども、私の収入が倍になったわけではありませんでした。
その時、私は思いました。「十一献金を捧げなければ良かったかな。去年、どれくらい払っただろう?」
その翌日、私はこの箇所を読みました。
アハブ王とその妻はイスラエル人を偶像礼拝に導きました。そのため、神様はエリヤをアハブのもとへ送り、裁きを宣言させました。
その後、エリヤはアハブから逃げて身を隠しました。その時、神様は奇妙な指示を与えました。
ここを去って東に向かい、ヨルダン川の東にあるケリテ川のほとりに身を隠せ。
そして、その川の水を飲まなければならない。わたしは烏に、そこであなたを養うように命じた。(列王記17:3-4)
「川の水を飲みます。了解。カラスは私を養う。え?ええと。つまり、私はカラスを食べるのですか?」
「いえ、違います。カラスがそこに食べ物を持って来ますよ。」
「なるほど。」
それでも、エリヤは神様を信頼し、出かけました。そして、神様が約束されたように、カラスはパンと肉を持ってきました。
その川が涸れた時、神様はエリヤをツァレファという町の貧しいやもめの家に送られました。エリヤが水を頼むと、彼女は喜んで差し出しました。
しかし、食べ物を頼むと、彼女はこう答えました。
あなたの神、主は生きておられます。私は焼いたパンを持っておりません。ただ、かめの中に一握りの粉と、つぼにほんの少しの油があるだけです。
ご覧のとおり、二、三本のたきぎを集め、帰って行って、私と私の息子のためにそれを調理し、それを食べて、死のうとしているのです。(12)
けれども、エリヤはこう答えました。
恐れてはいけません。行って、あなたが言ったようにしなさい。
しかし、まず、私のためにそれで小さなパン菓子を作り、私のところに持って来なさい。
それから後に、あなたとあなたの子どものために作りなさい。
イスラエルの神、主が、こう仰せられるからです。
「主が地の上に雨を降らせる日までは、そのかめの粉は尽きず、そのつぼの油はなくならない。」(13-14)
おそらく、それを聞いたとき、彼女もエリヤのように「え?」と思ったことでしょう。そして、自分自身にこう問いかけました。
「れほど私はこの人、そして神様に信頼できるのでしょうか。」
結局、彼女は神様を信頼することを選びました。
結果はどうだったでしょうか。神様は忠実であり、その飢饉のときに、彼女と彼女の息子、そしてエリヤを養い続けました。
困難な時、私たちもこの問いを自分自身に投げかけるべきです。
「どれほど私は神様に信頼できるのでしょうか。」
あなたなら、どうお答えになるでしょうか。
