ヨシャパテ王は愚かな同盟を結びましたが、心から主を愛していました。預言者エフーはそのことを認めて、こう語りました。
しかし、あなたには、良いことも幾つか見られます。あなたはこの地からアシェラ像を除き去り、心を定めて常に神を求めて来られました。(歴代誌第二19:3)
エフーの言葉によって懲らしめられましたが、最終的には励まされました。
そのため、ヨシャパテは自分の民を主に立ち返らせようとしました。
ヨシャパテはユダヤ人が正義を得られるように、さばきつかさ(士師)を任命しました。
また、祭司たちやレビ人たち、イスラエルの一族のかしらたちの中から、「主のさばきおよび訴訟に携わる者たち」を任命しました(8節)。
その際、ヨシャパテは彼らに「あなたがたは神様の権威の下にある」ということを思い出させました。彼らはただヨシャパテの権威の下にあるのではなく、神様の権威の下にあることを改めて認識させました。
ヨシャパテは士師たちにこう言いました。
あなたがたは自分のする事に注意しなさい。
あなたがたがさばくのは、人のためではなく、主のためだからです。この方は、さばきが行われるとき、あなたがたとともにおられるのです。
今、主への恐れがあなたがたにあるように。忠実に行いなさい。
私たちの神、主には、不正も、えこひいきも、わいろを取ることもないからです。(歴代誌第二19:6-7)
ヨシャパテは祭司たち、レビ人たち、そしてかしらたちに向かってこう言いました。
あなたがたは、主を恐れ、忠実に、また全き心をもって、このように行わなければなりません。(9)
私たちも神様の権威の下にあります。ただ人々に仕えるのではなく、神様に仕えるため、その真理は私たちの行動に影響を与えるべきです。
神様は私たちが何をするにも忠実に、また全き心を持つことを期待しておられます。
だからこそ、私たちは何をするのか、またどうやってするのかをよく考えるべきです。
パウロが言ったように、
あなたがたのすることは、ことばによると行いによるとを問わず、すべて主イエスの名によってなし、主によって父なる神に感謝しなさい。(コロサイ3:17)
あなたがどんな立場にあっても、何をしていても、神様の権威の下にいることを思い出してください。
神様の名に栄誉をもたらす生き方をしましょう。
