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列王記第二

命を与えてくださる神

列王記第二13:20ー21

この話は非常に短いですが、大変興味深いものです。

エリシャが死んで葬られた後も、イスラエル人にはまだ多くの敵やさまざまな問題がありました。例えば、モアブの略奪隊がイスラエルに侵入していました。

ある日、イスラエル人たちが友人を葬ろうとしていたその時、略奪隊を見かけました。彼らは慌てて、一番便利な場所にその死体を置いて立ち去りました。

偶然、その場所はエリシャの墓でした。その死体がエリシャの骨に触れると、死者がよみがえったのです。

恐らく、その出来事を通して、神様はヨアシュ王とイスラエル人にメッセージを伝えようとされたのです。

それは、「私は生ける神である。私のしもべエリシャが死んでも、私はなお生きて働いている。そして、私は死者に命を与えることのできる神である。」というメッセージでした。

つまり、自分の罪によってイスラエル人が死にかけても、モアブ人やアラム人がイスラエル人を攻撃していても、神様にはイスラエル人に命を与える力を持っておられます。

イスラエル人がしなければならなかったのはただ一つ、それは神様に向かって悔い改めることです。

しかし残念なことに、彼らはそうしませんでした。その結果、彼らの状況は徐々に悪化していきました。

あなたはどうでしょうか。あなたの罪によって、大変な状況に陥っているのではないでしょうか。

もしあなたが悔い改めるなら、神様にはあなたに命を与える力を持っておられます。

ですから、悔い改めてください。イスラエルの王たちのように頑固にならないでください。

むしろ、へりくだって祈り、神様を求め、罪から離れてください。

そうすれば、神様はあなたを癒してくださいます。

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