ソロモン王は詩篇72篇を書きました。しかし、彼も王の王の治世、つまりイエス様の治世を待ち望んでいました。
私たちは大統領や総理大臣を見ると、しばしばがっかりします。なぜなら、彼らが私たちの福祉のために働くはずなのに、多くの場合、彼らは自分自身の福祉のために働くからです。
もし、自分にとって利益があれば、その時だけ彼らは私たちの福祉のためにも働きます。
けれども、この箇所では、本当の義にあってキリストがこの世を治めることが見えます。キリストは悩んでいる人や貧しい人を愛しているので、彼らを助けてくださいます。(1ー4、12ー14)
さらに、キリストがこの世を治める時、義人は栄え、祝福されます。私は6節が好きです。
彼は牧草地に降る雨のように、地を潤す夕立のように下って来る。(詩篇72:6)
けれども、特に大好きな箇所は17節です。
彼の名はとこしえに続き、その名は日の照るかぎり、いや増し、人々は彼によって祝福され、すべての国々は彼をほめたたえますように。
多分、ソロモンは神様がアブラハムにされた約束について考えていたでしょう。
そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。あなたを祝福する者をわたしは祝福し。。。
地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。(創世記12:2-3)
キリストにあって、その約束は完全に成就されます。だから、ソロモンはこの詩篇をこのようにまとめて、祈ります。
ほむべきかな。神、主、イスラエルの神。ただ、主ひとり、奇しいわざを行なう。
とこしえに、ほむべきかな。その栄光の御名。その栄光は地に満ちわたれ。アーメン。アーメン。(18-19)
アーメン。イエス様、すぐに来てください。
