この箇所では、私たちは人間関係を築き、守るための原則を読みます。
一つの鍵は、私たちの言葉に気を付けることです。
ソロモンはこう書きました。
知恵のある者の心はその口をさとし、そのことばに理解を増し加える。
親切なことばは蜂蜜、たましいに甘く、骨を健やかにする。(箴言16:23-24)
私たちが他の人と話す時、私たちの言葉に気を付けなくてはなりません。
私たちは何を言った方が良いか、また、いつ言った方が良いか知っているでしょうか。私たちの言葉は魂に甘く、人々を癒すものでしょうか。
そんな言葉は人間関係を築き、守ります。
その反面、
ねじれ者は争いを巻き起こし、陰口をたたく者は親しい友を離れさせる。(16:28)
ある人は、人間関係を癒すのではなく、その関係を壊してしまいます。例えば、彼らはしばしば噂をするので、いろんな人を傷つけてしまいます。
また、彼らが傷つけられた時、相手と話しをせずに、周りの人々にその人について悪口を言います。
しかし、ソロモンはこう言いました。
そむきの罪をおおう者は、愛を追い求める者。同じことをくり返して言う者は、親しい友を離れさせる。(17:9)
もちろん、私たちは罪を隠すべきという意味ではありません。もし、人々が本当に傷つけられた時、その罪を無視してはいけません。
とはいえ、毎日、人々は私たちに対して罪を犯します。時々、彼らはあえて罪を犯しますが、たまには、彼らは思わず私たちに対して罪を犯します。多くの場合、私たちはいらいらさせられますが、時々私たちは本当に傷つけられます。
けれども、どんな状態でも、噂をしたり、悪口を言ったりすれば、その状態は良くなりません。むしろ、その状態はもっと悪くなります。
だから、あなたが本当に傷つけられたら、相手に面と向かう方が良いです。それはイエス様の命令です。(マタイ18:15)
そして、その問題を解決するとき、その人を許してあげて、もうそのことについて話さないべきです。「もうするなと言ったでしょう?私は何回そう言わなければいけないの?」と言ってはいけません。
むしろ、過去を指さずに、相手にその問題について話すべきです。
けれども、時々、その問題が本当に小さかったら、何も言わずに、許した方が良いです。
ソロモンはこう言いました。
争いの初めは水が吹き出すようなものだ。争いが起こらないうちに争いをやめよ。(箴言17:14)
また、
そむきの罪を愛する者はけんかを愛する。自分の門を高くする者は破滅を求める。(箴言17:19)
時々、私の妻は、私の家事のやり方について文句を言います。そして、私は「細かいなぁ。どうして彼女はそんなに怒っているのだろうか」と思います。
しかし、その時、神様はこう応えられます。
「細かいかもしれないけど、簡単なことでしょう?だから、喧嘩せずに、しなさい。喧嘩すると、壁を築くだけです。そして、ずっと壁を築き続けると、あなたの結婚を壊してしまいます。」
私は自分のプライドを抑えなくてはならないけど、私の結婚にはその方がいいと思います。
実のところ、私の弱さや欠点が妻のよりも多いと思うので、妻の方が忍耐が必要だと思います。その忍耐を本当に感謝しています。
最後に、ソロモンはこう言います。
自分のことばを控える者は知識に富む者。心の冷静な人は英知のある者。(箴言17:27)
私たちが喧嘩するときには、言葉を控えて、気を付けなくてはなりません。私たちは冷静でいるべきです。なぜなら、怒りによって話すと、後でその言葉を後悔することが多いからです。
あなたはどうでしょうか。あなたの言葉は人間関係を築いていますか。それとも、その関係を壊していますか。
