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ヨハネの福音書 ヨハネ14章

神様を見ること。神様を知ること。

ヨハネの福音書14:7-11

私たちはどのようにして神様を知ることができるでしょうか。どのようにして神様がどのようなお方かを知ることができるでしょうか。

神様は目に見えない方なので、この疑問には唯一の答えしかありません。それは、神様ご自身が私たちにご自身を現わさなければならない、ということです。

初めに、神様はご自身を幻や夢、天使や預言者を通して現わされました。

そして、イエス様はこの世に来られました。しかし、イエス様は単なる人間ではありませんでした。イエス様ご自身が神であり、私たちの間に生きておられました。だからこそ、イエス様はこう言われました。

あなたがたがわたしを知っているなら、わたしの父をも知ることになります。今から父を知るのです。いや、すでにあなたがたは父を見たのです。(ヨハネの福音書14:7)

ピリポがそれを聞いて、「私たちに父を見せてください」と言ったとき、イエス様はこう答えられました。

ピリポ、こんなに長い間、あなたがたと一緒にいるのに、わたしを知らないのですか。

わたしを見た人は、父を見たのです。どうしてあなたは、「私たちに父を見せてください」と言うのですか。

わたしが父のうちにいて、父がわたしのうちにおられることを、信じていないのですか。わたしがあなたがたに言うことばは、自分から話しているのではありません。

わたしのうちにおられる父が、ご自分のわざを行っておられるのです。

わたしが父のうちにいて、父がわたしのうちにおられると、わたしが言うのを信じなさい。信じられないのなら、わざのゆえに信じなさい。(9-11)

イエス様の言葉を誤解しないでください。天の父とイエス様は同じお方ではありません。天の父はイエス様ではなく、イエス様は天の父ではありません。

とはいえ、パウロはこう書きました。

御子は、見えない神のかたちであり「ます」。(コロサイ人への手紙1:15)

イエス様を通して、私たちは天の父の「かたち」を見ます。(もう一度繰り返しますが、誤解しないでください。神様は霊なので、物質的なかたちを持っておられません。)

イエス様の言葉を聞けば、私たちは天の父の言葉を聞いているのです。

さまざまな状況におけるイエス様の反応を見れば、私たちは天の父の反応を知ることができます。

だからこそ、天の父を知りたいのなら、イエス様を見てください。

少し考えてみてください。私の娘を見た人々は、よく「ブルース、お嬢さんはあなたに似ていますね」と言います。

そして、彼女が成長すると、彼女の行動や考え方は、私の影響を受けます。彼女を見ることで、あなたは私について多くのことを知ることができます。それは親子の常です。

それでも、彼女は私の不完全な反映にすぎません。それに対して、イエス様は天の父の完全な反映なのです。

では、私の言いたいことは何でしょうか。

神様を知りたいのなら、イエス様を見てください。

神様の考え方を知りたいのなら、イエス様の言葉を読んでください。

さまざまな状況に対する神様の反応を知りたいのなら、イエス様の反応を見てください。

私たちは神様がどのようなお方かを想像する必要はありません。すでに知っているのです。なぜなら、神様はこの世に来られ、人間となられたからです。

だからこそ、神様との関係を求めましょう。そうすれば、必ず神様を見いだすことができます。

ヤコブはこう言いました。

神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます。(ヤコブ4:8)

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