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使徒の働き

イエス様があなたの人生を変えてくださると

使徒の働き9:19-25

この箇所を読んだとき、私はダマスコの人々がサウロにどう反応したかを想像しました。

サウロがクリスチャンになった後、諸会堂に行き、説教するように頼まれました。

おそらく、諸会堂の指導者たちは、彼がクリスチャンを非難するメッセージを語ると思っていたでしょう。なぜなら、サウロがダマスコに来た目的はクリスチャンたちを捕らえることだったからです。

ところが、彼がイエス様は神の子であり、メシアであると教え始めたとき、諸会堂の指導者たちはどれほど驚いたことでしょう。

彼らは何を考えたでしょうか。最初は戸惑い、サウロがそんなことを教えるとは信じられなかったかもしれません。

もしかすると、「サウロはクリスチャンになったふりをして、彼らを欺こうとしているのではないか。本当に自分が言っていることを信じているのだろうか」と疑っていたかもしれません。

そこで、彼らはサウロと少し議論し始めました。もしかすると、彼らはサウロが弱い議論しかできないと思っていたかもしれません。

けれども、逆に、サウロは彼らを論破してしまいました。そして最終的に、彼らは「サウロは本当にイエス様のことを信じるようになった」と理解するようになりました。

彼らの反応はどうだったでしょうか。彼らはサウロを殺そうとしました。

私たちはこの話から何を学ぶことができるでしょうか。

私たちがイエス様に従い始めると、私たちの家族や親しい人の中には喜ばない人もいます。彼らは私たちの変化した人生を見ると、最初は驚き、何も言わないかもしれません。「ただ一時的なものだ」と言うかもしれません。

しかし、私たちがイエス様に従い続けると、彼らは私たちに反対し始めるかもしれません。

そんなことが必ず起こるとは言えませんが、その可能性はあります。それでも、家族や友人があなたの信仰に反対するなら、それは本当に苦しいことです。

だからこそ、イエス様は私たちに警告されました。

世があなたがたを憎むなら、あなたがたよりも先にわたしを憎んだことを知っておきなさい。

もしあなたがたがこの世のものであったら、世は自分のものを愛したでしょう。

しかし、あなたがたは世のものではありません。わたしが世からあなたがたを選び出したのです。そのため、世はあなたがたを憎むのです。

しもべは主人にまさるものではない、とわたしがあなたがたに言ったことばを覚えておきなさい。

人々がわたしを迫害したのであれば、あなたがたも迫害します。彼らがわたしのことばを守ったのであれば、あなたがたのことばも守ります。

しかし彼らは、これらのことをすべて、わたしの名のゆえにあなたがたに対してに対して行います。わたしを遣わされた方を知らないからです。(ヨハネ15:18-21)

イエス様は、私たちがイエス様に従ったとき、すべての人々が私たちを愛するとは決して約束されませんでした。イエス様が約束されたのは、いつも私たちを愛し、私たちと共におられることです。(ヨハネ14:21,23)

さらに、もし家族や友人が私たちを拒絶したとしても、イエス様は私たちがイエス様にある新しい兄弟姉妹を見つけることを約束されました。

だから、失望しないでください。むしろ、この言葉を心に留めてください。

信仰の創始者であり完成者であるイエスから、目を離さないでいなさい。

この方は、ご自分の前に置かれた喜びのために、辱めをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されたのです。

あなたがたは、罪人たちの、ご自分に対するこのような反抗を耐え忍ばれた方のことを考えなさい。あなたがたの心が元気を失い、疲れ果ててしまわないようにするためです。(へブル人への手紙12:2-3)

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