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使徒の働き

私たの責任を果たす

使徒の働き18:1-23

パウロが常に行ったことは、福音を述べ伝えることでした。どこへ行っても、パウロはイエス様がキリストであることを伝えました。

(覚えておいてください。「キリスト」とは名前ではなく、肩書です。ユダヤ人にとって、「キリスト」とは「救い主」や「王」を意味します。)

なぜ、パウロは福音を述べ伝えたのでしょうか。その理由の一つは、イエス様がパウロにそう命じられたことです。そして、イエス様は一度だけ命じたのではありません。パウロが救われたとき、イエス様は彼に使命を与えられました。(使徒の働き9:15)

そして、この箇所でも、イエス様はもう一度パウロにこう言われました。

恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。(使徒の働き18:9)

しかし、パウロには、福音を伝える理由がもう一つありました。彼は、預言者エゼキエルに対する神様の言葉を覚えていました。

わたしが、悪いものに「あなたは必ず死ぬ」と言うとき、もしあなたが彼に警告を与えず、悪い者に悪の道から離れて生きるように警告しないなら、その悪い者は自分の不義のゆえに死ぬ。そして、わたしは彼の血の責任をあなたに問う。

もしあなたが悪い者に警告を与えても、彼がその悪と悪の道から立ち返ることがないなら、彼は自分の不義のゆえに死ななければならない。しかし、あなたは自分のいのちを救うことになる。(エゼキエル書3:18-19)

そのため、コリントでユダヤ人たちがパウロのメッセージを拒絶したとき、パウロはこう言いました。

あなたがたの血は、あなたがたの頭上に降りかかれ。私には責任がない。(使徒の働き18:6)

その後、パウロはエペソの長老たちに、似たことを語りました。(使徒の働き20:26-27)

私のポイントは?

私たちは、知っている人に福音を述べ伝える責任を持っています。

彼らの反応は私たちの責任ではありませんが、私たちは彼らに真理を伝える使命があります。そうしないと、神様は彼らの血の責任を私たちに問われます。

イエス様は、かつてパウロに語られたように、私たちにも語られます。

恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。(使徒の働き18:9)

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