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コリント人への手紙第二

恵みのわざに満ち溢れる

コリント人への手紙第二8:7

この箇所で、パウロはコリントの人々にこう語ります。

あなたがたはすべてのことに、すなわち、信仰にも、ことばにも、知識にも、あらゆる熱心にも、私たちからあなたがたが受けた愛にもあふれています。

そのように、この恵みのわざにもあふれるようになってください。(コリント人への手紙第二8:7)

コリントの人々は、霊的な賜物や熱心さ、愛の豊かさで知られていました。

けれども、パウロはこう言います。「信仰や言葉、知識、熱心さだけではなく、恵みのわざに溢れなさい。つまり、人々の必要に応じて惜しみなく与える恵みのわざに満ちなさい。」

多くのクリスチャンは、信仰に溢れたい、キリストのために福音を伝えたい、イエス様についての知識を深めたい、熱心と愛に満ちたいと願います。

しかし、私たちは人々の必要に備える恵みのわざに溢れたいと本当に思っているでしょうか。それを願う人は少ないかもしれません。

神様は私たちにそれを望まれます。神様は、私たちが人々に与え、彼らに寄り添うことを求められます。

それこそがパウロの主な意図です。「この恵みのわざ」とは、エルサレムで苦しんでいるクリスチャンたちに与えることを意味していました。

しかし、神様は私たちがすべての恵みのわざに満ち溢れることを望まれます。

私たちが周りの人々に恵みの言葉を伝えることを望まれます。私たちが親切なわざを行うことを望まれます。私たちが人を許すことを望まれます。また、私たちが苦しんでいる人を憐れむことを望まれます。

私たちは恵みに満ちた人であるべきです。なぜなら、神様は恵みに満ちた方だからです。神様の子供として、私たちは天の父にならうべきです。

あなたはどうでしょうか。あなたは恵みに満ちた人でしょうか。あなたは恵みのわざに溢れているでしょうか。

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