この地球は、私たちの最終的な家ではありません。
多くのクリスチャンはそのことを知っています。 けれども、その知識に基づいて日々を生きているクリスチャンは、どれほどいるでしょうか。
アブラハムは、まさにそのように生きました。 だから、この手紙の著者はアブラハムについてこう記しています。
信仰によって、アブラハムは相続財産として受け取るべき地に出て行くようにと召しを受けたときに、それに従い、どこに行くのかを知らずに出て行きました。
信仰によって、彼は約束された地に他国人のようにして住み、同じ約束をともに受け継ぐイサクやヤコブと天幕生活をしました。
堅い基礎の上に建てられた都を待ち望んでいたからです。その都の設計者、また建設者は神です。(へブル人への手紙11:8-10)
信仰によって、アブラハムは相続財産として受け取るべき地に向かって召しを受けたとき、その召しに従い、行き先を知らずに出て行きました。
信仰によって、彼は約束された地に他国人として住み、同じ約束を受け継ぐイサクとヤコブとともに、天幕生活を送りました。
彼が待ち望んでいたのは、堅固な土台の上に建てられた都でした。 その都の設計者、また建設者は神です。(へブル人への手紙 11:8-10)
アブラハムにとって、約束の地はカナンでした。 しかし、私たちクリスチャンにとっての約束の地は、新しい天と地です。
アブラハムはカナンを所有することはありませんでしたが、その土地に暮らしました。
何百年後にその地はイスラエルとなりましたが、アブラハムは生涯、他国人としてその土地に住みました。 偶像礼拝と罪に満ちたその地で、彼は神様に喜ばれる人生を送りました。
この世はいつか新しくされ、私たちは神の子として新しい天と地を相続することになります。 けれども、その日が来るまでは、この世には偶像と罪が満ちています。
だからこそ、私たちは現代社会の真の市民ではなく、他国人のようにこの世に住む者なのです。 そして、来るべき新しい天と地を、心から待ち望んでいます。
その日まで、私たちはどのように生きるべきでしょうか。 たとえ生前にその結果を見ることがなくても、私たちは神様の命令に従って生きるのです。
神様は、アブラハムの子孫が増え、カナンを相続し、偉大な国となることを約束されました。 だから、アブラハムは父の家を離れ、神様に従ってカナンへ向かいました。
けれども、アブラハムが亡くなったとき、彼とサラには一人の息子しかいませんでした。 さらに、サラを葬るために小さな土地を購入しましたが、彼が生涯所有したのはその土地だけでした。
イサクには二人の息子がいましたが、彼もまたその小さな土地しか所有していませんでした。
ヤコブには十二人の息子がいました。 けれども、飢饉のために彼はエジプトへ移住しました。 神様の恵みによって、彼らの命は守られ、ヤコブはエジプトで亡くなりました。 そして彼も、カナンのその小さな土地に葬られました。
この三人は神様に従いましたが、神様の約束の完全な成就を見ることはありませんでした。
この手紙の著者は、彼らについてこう記しています。
これらの人たちはみな、信仰の人として死にました。約束のものを手に入れることはありませんでしたが、はるか遠くにそれを見て喜び迎え、地上では旅人であり、寄留者であることを告白していました。
そのように言っている人たちは、自分の故郷を求めていることを明らかにしています。
もし彼らが思っていたのが、出て来た故郷だったなら、帰る機会はあったでしょう。しかし実際には、彼らが憧れていたのは、もっと良い故郷、すなわち天の故郷でした。
ですから神は、彼らの神と呼ばれることを恥となさいませんでした。神が彼らのために都を用意されたのです。(13-16)
神様は、いつもご自身の約束を守られます。 神様はアブラハムを、大いなる強い国民とされました。 イスラエルが誕生してから、さまざまな国々が興亡を繰り返しましたが、イスラエルは今も存在しています。
そして、ある日、クリスチャンであるユダヤ人と異邦人が、一つの大いなる国民として立ち、アブラハムを「私たちの父」として認める日が来ます。
しかし、その日が来るまで、神様があなたに命じられたことに従いましょう。
アブラハムのように、あなたは生前に神様の約束の完全な成就を見ないかもしれません。 けれども、最終的にはその成就を目にします。 また、地上においても、あなたの子どもや孫たちは、あなたの忠実さの実を刈り取るでしょう。
さらに、この地球があなたの真の住まいではないことを覚えていましょう。
もし、過去の人生ばかりに心を向けるなら、その生き方に戻ってしまう危険があります。 そうすると、神様があなたのために用意されたものを、失ってしまうかもしれません。 だからこそ、永遠の住まいを待ち望みつつ、神様に忠実でありましょう。
神様は、あなたのために新しい都を備えておられます。 そして、ある日、イエス様はあなたのためにこの世に再び来られ、すべてのものを新しくされます。
だから、イエス様のことばを覚えていましょう。
わたしの父の家には住むところがたくさんあります。そうでなかったら、あなたがたのために場所を用意しに行く、と言ったでしょうか。
わたしが行って、あなたがたに場所を用意したら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしがいるところに、あなたがたもいるようにするためにです。(ヨハネ14:2-3)
アーメン。主イエスよ、どうか来てください。
