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ピリピ人への手紙のデボーション

恐れと感謝をもって救いを歩む

ピリピ人への手紙2章

周りのクリスチャンたちを批判することは簡単なことです。私も時々そうします。

自分の弟子や教会の人々を見たり、有名なクリスチャンについてのニュースを読んだりするとき、彼らの言動のゆえに、私たちは怒ったり、フラストレーションを感じたりするときもあります。

でも、パウロは私たちにこう言います。

自分の救いを達成するよう努めなさい。(ピリピ人への手紙2:12)

パウロは、「周りのクリスチャンたちの救いを達成するよう努めなさい」とは言いません。むしろ、「自分の救いを達成するよう努めなさい」と言います。さらに、私たちは恐れおののいて、自分の救いを達成するよう努めなくてはなりません。

なぜ恐れおののきながらそうするべきなのでしょうか。

私たちが自分自身に正直になるなら、認めざるを得ないのは、私たちが神様の御前に立つことができるただ一つの理由は、神様が私たちに恵みを与えてくださったということです。

そのことを思うとき、私たちは神様の御前に感謝と恐れをもっておののくべきです。

なぜ恐れでしょうか。それは、私たちが神様の裁きに値するからです。

では、なぜ感謝でしょうか。それは、神様が裁きではなく、むしろ恵みを私たちに与えてくださったからです。

神様の恵みのゆえにおののくにつれて、私たちは周りのクリスチャンたちに恵みや忍耐を与えたいと思うようになります。

だから、周りのクリスチャンたちを批判するのではなく、自分自身を顧みましょう。 恐れをもっておののきましょう。感謝をもっておののきましょう。

そして、覚えておきましょう。神様は御心のままに、あなたや周りのクリスチャンたちのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださっています。

私たちの間に完全な人は誰もいません。 でも、パウロの言葉を心に留めておきましょう。

あなたがたの間で良い働きを始められた方は、キリスト・イエスの日が来るまでにそれを完成させてくださると、私は確信しています。(ピリピ1:6)

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