さて、民がみなバプテスマを受けていたころ、イエスもバプテスマを受けられた。
そして祈っておられると、天が開け、 聖霊が鳩のような形をして、イエスの上に降って来られた。
すると、天から声がした。「あなたはわたしの愛する子。わたしはあなたを喜ぶ。(ルカの福音書3:21ー22)
私にとって興味深いのは、この話のあと、ルカがイエス様の家系図について書いていることです。そして、その家系図の最後に、ルカはこう記します。「アダムは神の子である」。
それを読んで、私はこう考えました。「アダムを造ったとき、神様はアダムに『あなたは私の愛する子。わたしはあなたを喜ぶ』と言われたのだろうか」。
私は分かりません。でも、もしかしたら、神様はそう言われたかもしれません。
もちろん、イエス様は罪のない神の子です。
でも、アダムも神様によって、完全な人間として造られました。
だから、神様がアダムに『あなたは私の愛する子。わたしはあなたを喜ぶ』と言われたとしても、不思議ではありません。
でも驚くべきことは、罪深い私たちに対しても、神様が『あなたは私の愛する子。わたしはあなたを喜ぶ』と言われることです。
どうして、神様はそう言えるのでしょうか。
それは、十字架でイエス様が、私たちの罪の代価を支払ってくださったからです。だから神様は、私たちを見るとき、罪ではなく、イエス様の義に包まれた私たちをご覧になります。
だから神様は、私たちに微笑みながら、『あなたは私の愛する子。わたしはあなたを喜ぶ』と言われるのです。
『あなたに怒る』とは言われません。
『あなたにはがっかりです』とも言われません。
むしろ、『あなたを喜ぶ』と言われます。
そのことを思い巡らし、心から喜びましょう。
