あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。それは、あなたがたが行って実を結び、その実が残るようになるため。。。(ヨハネ15:16)
しかし、主はアナニアに言われた。「行きなさい。」(使徒の働き9:15)
今日の箇所では、私たちはアナニアとタビタという、普通の弟子たちを見ます。
前にも述べたように、使徒の働きにおいて「弟子」とは、クリスチャンという意味です。つまり、今日の箇所では、私たちは二人の普通のクリスチャンを見ているのです。
そして、イエス様が十二人の使徒たちを選び、実を結ぶために任命されたように、イエス様はアナニアとタビタも選び、任命されました。
彼らは毎日、ただ自分の家で神様を礼拝するためだけに選ばれていたわけではありません。むしろ、彼らはこの世界に出て行き、実を結ぶために選ばれていたのです。そして、イエス様の御心は、彼らの実が残ることでした。
アナニアとタビタはそのことを理解し、実際にそう生きました。
アナニアはサウロという人に触れました。そして、サウロを通して、ローマ帝国はイエス様のためにひっくり返されました。
タビタの場合、彼女は毎日、周りの人々にキリストの愛で触れ続けました。
アナニアとタビタは「スーパークリスチャン」ではありませんでした。パウロの証し以外では、アナニアの名前はもう登場しませんし、この章以外では、タビタの名前も出てきません。
それでも、彼らはこの世界に出て行き、多くの人々に触れ、永遠に残る実を結びました。
クリスチャンとして、私たちはそのような生活に召されています。私たちはこの世界に出て行き、実を結ぶべきです。
それが「普通のクリスチャン」の生活です。
あなたは、そのような生活を送っているでしょうか。
