けれども、私が自分の走るべき道のりを走り尽くし、主イエスから受けた、神の恵みの福音を証しする任務を全うできるなら、自分のいのちは少しも惜しいとは思いません。(使徒の働き20:24)
パウロの言葉を読むと、その言葉がクリスチャンのエリートだけに向けられたものだと考えてしまうのは、簡単なことです。
でも実際には、私たち一人ひとりに、主から与えられた道のりと任務があります。
特に、私たちは皆、周りの人々に福音を証しするという任務を受けています。私たちは、神に対する悔い改めと、イエスに対する信仰について証しするべきです。(21)
もちろん、私たちの道のりや任務はまったく同じではありません。神様は、私たちにパウロのように多くの国々に行って福音を伝える任務を与えておられないかもしれません。
それでも、私たちは皆、自分が受けた恵みの福音を周りの人々に伝える任務を受けています。
私たちは、イエス様が私たちのためにしてくださったことを彼らに伝えるべきです。そうすれば、彼らは私たちの喜びを知るようになるかもしれません。(第一ヨハネ1:3〜4)
あなたの人生に、神様が用意された人は誰でしょうか。
私たちが人生の終わりに、パウロのようにこう言えるように。
私は勇敢に戦い抜き、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。
あとは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。その日には、正しいさばき主である主が、それを私に授けてくださいます。
私だけでなく、主の現れを慕い求めている人には、だれにでも授けてくださるのです。(第二テモテ4:7~8)
