これは、もう一つの都上りの歌です。ユダヤ人たちはエルサレムに巡礼する時、この歌を歌っていました。
詩篇126篇では、彼らはバビロンからの追放の後、エルサレムに戻ってきたときの喜びを思い起こしています。
でも、彼らはもう一度祈ります。
私たちを元どおりにしてください。(詩篇126:4)
そして、彼らは、自分の涙が喜びに変わる日を心待ちにしています。
私は以前にも言いましたが、私たちも巡礼している途中です。私たちは新しいエルサレムに巡礼しているのです。
そして、黙示録で、ヨハネはこの詩篇と同じような描写をしています。ヨハネの幻の中で、この世でキリストのために苦しんでいたクリスチャンたちは、喜びを持ってこう歌いました。
救いは、御座に着いておられる私たちの神と、子羊にある。(黙示録7:10)
そして、長老の一人は彼らについてこう言いました。
彼らは神の御座の前にあって、昼も夜もその神殿で神に仕えている。
御座に着いておられる方も、彼らの上に幕屋を張られる。
彼らは、もはや飢えることも渇くこともなく、太陽もどんな炎熱も、彼らを襲うことはない。
御座の中央におられる子羊が彼らを牧し、いのちの水の泉に導かれる。また、神は彼らの目から涙をことごとくぬぐい取ってくださる。(黙示録7:15-17)
詩人が言ったように、私たちは涙とともに種を蒔くかもしれませんが、主の家についにたどり着くと、私たちは喜び叫びながら刈り取ります。そして、その喜びを私たちから奪い去る者はありません。(詩篇126:5、ヨハネ16:22)
