今日、私が初めて気づいたことですが、17〜20節では、パウロはエデンの話によく触れていました(創世記3章)。
神様の望みは、アダムとエバが善には聡く、悪には疎くあることでした。
でも、サタンは滑らかなことば、へつらいのことばをもって純朴なエバの心を騙しました。そしてエバは、学んだ教えに背き、サタンの言葉に従い、罪に落ちてしまい、アダムも罪を犯してしまいました。
だから、パウロは私たちに警告します。「蛇に注意しなさい。」
パウロは主に教会の中の偽教師に関して話しています。でも、教会の外にも偽教師がいます。どのように、誰が偽教師であるかわかるでしょうか。
彼らは神の言葉に反することを教えています。
だからこそ、私たちは神様の言葉をよく知らなければなりません。神様の言葉をよく知っていれば、この世の間違った教えに騙されることはありません。
そういうわけで、パウロはローマ人たちにこの手紙を書きました。パウロは、私たちの信仰の基礎を据え、私たちがどのように生きるべきかを教えたいと思いました。
でも、神様の言葉を知っているだけでは、十分ではありません。
私たちはその言葉を信じ、その言葉に従わなくてはなりません。
だから、パウロは一章にあるテーマに戻ります。それは、信仰の従順です(1:5;16:26)。
キリストはすでにサタンに勝利しておられます(創世記3:15)。
イエス様の十字架の働きによって、私たちもその勝利を得るのです(ローマ16:20)。
その真理を覚えて、感謝を持って、毎日聖書を読みましょう。その言葉を信じましょう。そして、その言葉に従いましょう。
