イエスはこれを聞いて言われた。「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人です。
『わたしが喜びとするのは真実の愛。いけにえではない』とはどういう意味か、行って学びなさい。
わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためです。」(マタイの福音書9:12-13)
イエス様のことばを反芻するとき、私たちの教会に来るノンクリスチャンに対する私たちの態度を考えさせられました。
私たちは、あわれみ深い心を持つべきです。なぜなら、彼らは羊飼いのいない羊の群れのようだからです。サタンの攻撃によって、彼らは弱り果て、倒れている人々なのです。
私たちは、彼らを避けるべきではありません。むしろ、手を伸ばし、キリストの愛を彼らに示すべきです。
それと同時に、私たちは彼らのためのメッセージを持っています。イエス様は、彼らを招くために来られました。では、何のために招いておられるのでしょうか。
ルカの福音書では、イエス様の意味がさらに明確に示されています。
わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためです。(ルカ5:32)
愛は、「自分の罪を犯し続けて良い」とは言いません。
愛は、「悔い改めなさい」と語ります。
それは、最初からイエス様のメッセージでした。(マタイ4:17)
イエス様は、マタイや他の罪人たちと食事をしながら、そのメッセージを語られました。
イエス様は、ザアカイとその友人たちにも、必ず同じメッセージを語られたことでしょう。(ルカ19:1〜10)
ですから、教会でノンクリスチャンに出会うときには、イエス様の態度を取り、彼らを歓迎し、愛とあわれみを示しましょう。
しかし、それと同時に、謙虚さと柔和さをもって、イエス様がマタイとその友人たちに語られたメッセージを、彼らにも伝えましょう。
「神の御国が近づいた。神様はあなたを愛し、その御国に入るように招いておられる。だから、自分の罪を悔い改め、神様に向かってください。そうすれば、あなたは命を知ることになります。」
