イエスは彼らに言われた。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」彼らはすぐに網を捨ててイエスに従った。
イエスはそこから進んで行き、別の二人の兄弟、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、父ゼベダイと一緒に舟の中で網を繕っているのを見ると、二人をお呼びになった。
彼らはすぐに舟と父親を残してイエスに従った。(マタイの福音書4:19ー22)
イエス様が「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう」と言われたとき、ペテロ、アンデレ、ヤコブ、ヨハネはどう感じたでしょうか。
自分はふさわしくないと感じたでしょうか。自分には資格がないと感じたでしょうか。少し不安を感じたでしょうか。
そう感じたかもしれません。でも、彼らはきっと深く感動し、圧倒的な喜びに満たされたことでしょう。
「俺なの?イエス様は俺を選んでくださったの?」
そして、深く感動し、圧倒的な喜びに満たされて、彼らはすぐに網と家業を捨てて、イエス様に従いました。
彼らは「イエス様についていかなくてはならないの?でも、そうすれば、俺はいろんなものを捨てなくてはならない」とは考えていなかったでしょう。
たぶん、彼らが考えていたのは、「俺はイエス様についていってもいいの?イエス様の仕事に参加してもいいの?すごい!やった!」と思っていたことでしょう。
でも、イエス様についていき、イエス様の仕事に参加することを考えるとき、私たちの多くは不安を感じます。「私はふさわしくない。私には資格がない。」
また、「これもしなくてはならない。あれもしなくてはならない」と考えて、重荷を感じます。
私がそう感じるときもあります。
でも、イエス様は私たちを深く愛してくださいます。
イエス様は私たちの失敗、弱さ、すべてをご存じで、それでも私たちを見て、こう誘ってくださいます。「私について来なさい。私の仕事に参加しなさい。」
それが、イエス様についていくという喜びです。イエス様は、私たちに素晴らしい特権を与えてくださいます。
イエス様についていき、その仕事に参加することは、「しなくてはならない」という重荷ではありません。
それは、「やってもいいの?すごい!」という大きな喜びです。
あなたはどうですか。その喜びを知っているでしょうか。
