ナオミは嫁に言った。「生きている者にも、死んだ者にも、御恵みを惜しまない主が、その方を祝福されますように。」(ルツ記2:20)
この章では、ナオミの態度はまったく違いますね。
第1章では、ナオミは苦々しい思いを抱いて、「主が私を卑しくし、辛い目にあわせられた」と言いました。(ルツ記1:13、20~21)
でも、第2章では、彼女は真理に目を開かれるようになりました。さまざまな煩いがナオミに訪れても、神様が彼女を決して捨てられることはありませんでした。それどころか、神様は彼女を深く愛しておられました。
あなたは今、ナオミのように痛みのサイクルに陥っているかもしれません。
神様があなたを辛い目にあわせていると思うかもしれません。
神様があなたを見捨てられたと感じるかもしれません。
でも、真理はこうです。神様は良い方で、あなたを深く愛しておられます。
だから、神様から離れるのではなく、神様の翼の下に身を避けようとするなら(12節)、あなたもやがてその真理に目が開かれるようになるでしょう。
