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士師記

なだめるような言葉

もし、誰かが不公平に私たちを責めたら、私たちはどう反応するでしょうか。

多くの人にとって、自然な反応は相手を責めることです。また、ひどい言葉を受けたら、私たちはひどい言葉を返します。他の人は何も言わずに、すねます。

しかし、そのような反応は良くありません。ギデオンはそれを知っていました。

ミデヤン人と戦うことを計画したとき、ギデオンはいくつかのイスラエルの部族に助けを求めました。けれども、その戦いがほとんど終わるまで、ギデオンはエフライム人に助けを求めていませんでした。

だから、エフライム人は怒りました。初めから、彼らは助けたかったのに、除外されたように感じました。彼らはギデオンが、他の手段がないときに彼らを呼んだと感じました。だから、彼らは言いました。

あなたは、私たちに何ということをしたのですか。ミデヤン人と戦いに行ったとき、私たちに呼びかけなかったとは。(士師記8:1)

そして、彼らはギデオンを激しく責めました。

ギデオンはどう反応したでしょうか。ギデオンは彼らを責めませんでした。彼はすねませんでした。むしろ、ギデオンは言いました。

今、あなたがたのしたことに比べたら、私がいったい何をしたというのですか。。。神はあなたがたの手にミデヤン人の首長オレブとゼエブを渡されました。あなたがたに比べたら、私に何ができたのでしょう。(2-3)

その言葉によって、ギデオンはエフライムのプライドをなだめました。

箴言にこう書いてあります。

柔らかな答えは憤りを静める。(箴言15:1)

あなたはどうでしょうか。誰かがあなたを不公平に責めたとき、あなたはどう反応しますか。

時には、一番良い方法は、自分のプライドを抑えて、謙虚になることです。とはいえ、それは簡単なことではありません。

けれども、もし相手を本当に愛しているなら、そうする方が良いのではないでしょうか。