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ルカの福音書 ルカ4章

イエス様を受け入れる人には

この箇所を読むと、私はヨハネ1:11-12を思い起こします。

この方(つまり、イエス様)はご自分の国に来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった。

しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。

このルカの箇所では、イエス様は出身地であるナザレに帰り、長く知り合いだった人々に会われました。彼らはイエス様とその家族をよく知っていました。イエス様はきっとその町の会堂に何度も通われていたことでしょう。

ところが、イエス様が彼らに教えられたとき、彼らはイエス様を受け入れませんでした。むしろ、イエス様を拒絶して、殺そうとしました。

それでも、イエス様の教えは明確です。イエス様を受け入れる者は、神の子供とされる特権を受けます。

イエス様が引用された箇所(イザヤ書61章)には、イスラエル人の敵に対する神様の復讐について書かれています。それにもかかわらず、神様の恵みは神様を信じるすべての人のためのものです。

だからこそ、イエス様は、異邦人サレプタのやもめ女と、シリヤ人ナアマンがどのようにして恵みを受けたかを語られました。

さらに、イエス様は信じる者たちに良い知らせを伝えられました。特に、貧しい者や弱い者にも良い知らせを伝えられました。

ただし、イエス様が語られたのはお金のない人や病気の人だけではありませんでした。心の貧しい者や、神様との関係が必要であることに気付いた人々にも、良い知らせを伝えられました。

その良い知らせとは、恵みによって私たちが神様との関係を築けるということです。

また、イエス様は罪の鎖に縛られた人々を解放し、赦されます。それに、イエス様は過去の傷の鎖に縛られた人々を解放し、癒してくださいます。

イエス様は盲人を癒されただけではなく、サタンによって思いを暗くされた人々の霊的な目を開かれました。それにより、彼らは福音の光と希望を見ることができるようになりました。

さらに、イエス様は悪霊によって抑圧された人々を解放し、イエス様の血による大いなる勝利を与えてくださいます。

それに、イエス様は今、主の恵みを伝えておられます。

この箇所では、イエス様はおそらくヨベルの年を参照されたのでしょう。その年、奴隷は解放され、負債は許され、負債を支払うために売った土地は元の地主に戻りました。つまり、人々は新しいスタートを与えられたのです。

イエス様はそのためにこの世に来られました。私たちに新しいスタートを与えるために来られたのです。また、新しい神様との関係を与えるために来られました。

さらに、ヨハネが言ったように、その賜物は信じる人々すべてのためのものです。

あなたはどうですか。イエス様に信頼を寄せてみませんか。