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列王記第二

自分の動機を見極める

エフーはイスラエルの王としての評判はやや複雑でした。

彼は神様の命令に従い、アハブの家族を皆殺しました。そのため、神様は彼を誉め、約束を与えられました。

あなたはわたしの見る目にかなったことをよくやり遂げ、アハブの家に対して、私が心に定めたことをことごとく行なったので、あなたの子孫は四代目まで、イスラエルの王座に着こう。(列王記第二10:30)

けれども、ダビデやソロモンに対する約束とは異なり、神様はエフーに永遠の王国を約束されませんでした。

なぜでしょうか。おそらく、神様はエフーの心を見ておられたからでしょう。

9章を読むと、エフーが預言者にイスラエルの王として油を注がれたにもかかわらず、彼はそのことを真剣に受け止めていなかったように見えます。

しかし、人々が彼を王として認めると、突然、彼は預言者の言葉を信じるようになったようです。

それにもかかわらず、エフーの行動を見ると、彼は神様を恐れることなく、自分の力のために振る舞っていたことが分かります。

また、預言者が彼に油を注いだ出来事とその言葉を利用して、自分の行動を正当化したのです。

9章から10章にかけて、エフーはアハブの家族を殺害した後、ユダの王アハズヤとアハズヤの親族の数人を殺しました。

それだけでなく、エフーはアハブの身分の高い者や親しい者も殺害しました。けれども、神様はそのようなことを命令されたわけではありませんでした。

その行動のためか、預言者ホセアを通して、神様はエフーを裁かれました(ホセア書1:4)。

また、彼は他の罪も犯しました。

彼はイスラエルでバアルの礼拝を止めたものの、ヤロブアム王の二つの子牛の偶像を礼拝し続けました。

もしエフーが本当に神様を愛していたなら、そのようなことを決してしなかったでしょう。

あなたはどうでしょうか。あなたの動機は何でしょうか。

あなたは神様を愛しているために神様に仕えているのでしょうか。

それとも、自己中心的な動機のために生きているのでしょうか。

あなたは正しい行動をしているかもしれません。周りの人々はあなたを誉めているかもしれません。

しかし、神様はあなたの心をご覧になります。

もしあなたの動機が悪かったならば、神様からの報いは来ないでしょう。

自己中心的な態度で神様に仕えないようにしましょう。むしろ、神様をあなたの王として迎えましょう。

そして、神様の栄光のために生きましょう。

パウロが言ったように、

あなたがたのすることは、ことばによると行ないによるとを問わず、すべて主イエスの名によってなし、主によって父なる神に感謝しなさい。(コロサイ3:17)