カテゴリー
詩篇のデボーション

クリスマスの意義

今や私たちは、エフラテでそれを聞き、ヤアルの野でそれを見出した。

さあ、主の住まいに行き、主の足台のもとにひれ伏そう。(詩篇132:6-7)

旧約聖書の時代、主の契約の箱は神様の臨在の象徴でした。

でも、イスラエル人たちが神様に背を向けたとき、その箱はペリシテ人たちに奪われました。ペリシテ人たちはその契約の箱を返しても、イスラエル人たちはずっと契約の箱を無視しました。(第一サムエル4-7章;歴代誌第一13:3)

でも、この詩篇では、詩人は、ダビデが契約の箱をキルヤテ・エアリムというところからエルサレムまで運んだことを祝います。(歴代誌第一15章)

また、詩人はダビデに対する神様の約束を思い出します。つまり、神様がダビデの王朝を永遠に守るということです。

旧約聖書では、二つのエフラテがあります。一つ目は、キルヤテ・エアリムにあります。

でも興味深いことは、別のエフラテ、つまり、ベツレヘムでイエス様がお生まれになって、神様はダビデに対する約束を守ってくださったということです。(ミカ5:2;マタイ2:5)

そして、イエス様がお生まれになった後、東の方から博士たちはこう言いました。

ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。私たちはその方の星が昇るのを見たので、礼拝するために来ました。(マタイ2:2)

さらに、イエス様の十字架によって、神様の祭司たちとして、私たちに救いをまとわせて、喜び歌います。(16)

そして、ある日、神様はイエス様のすべての敵をイエス様の足の下に置かれます。(第一コリント15:24-27)

その日、イエス様の王冠が光り輝きます。(18)

だから、心に留めておきましょう。クリスマスの意義は、イエス様が2000年前に来られたということだけではありません。クリスマスの意義は、イエス様がもう一度この世に来られるということです。

その日、私たち皆は歌います。

この世の王国は、私たちの主と、そのキリストのものとなった。主は世々限りなく支配される。(黙示録11:15)