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歴代誌第二

リーダーの資質

私はヒゼキヤが何を行ったかを読んだとき、深く感動します。なぜなら、ヒゼキヤの姿を通して、神様がリーダーに求めておられる資質が明確になるからです。

それは何でしょうか。

ヒゼキヤは自分の民のために祈りました。(歴代誌第二30:18)

この箇所では、多くの人々が過越の祭りを祝いましたが、モーセの律法によれば彼らは儀式的に聖くありませんでした。

(例えば、ある人の父が亡くなり、その遺体に触れた場合は儀式的に聖さを失います。)

そのため、彼らは病気になってしまいました。

しかし、その人々には本当に神様に従いたいという心があったため、ヒゼキヤは彼らのために祈りました。

そして、神様は彼らを癒してくださいました。

ヒゼキヤはその民を励ましました。(歴代誌第二30:22)

レビ人たちが熱心に働く姿を見ても、それを当たり前だとは思いませんでした。むしろ、ヒゼキヤは彼らを励まし、その努力に対して感謝を表しました。

ヒゼキヤはその民に仕事を与えました。(歴代誌第二31:2)

ヒゼキヤは自分ですべての仕事をしようとはせず、むしろ、神様が命じられた通りに祭司たちとレビ人たちに仕事を与えました。

ヒゼキヤは主の働きのために自分の物を捧げました。(歴代誌第二31:3)

ヒゼキヤはただ人々に命令するだけではありませんでした。むしろ、主の働きのために(この場合、いけにえのために)自分の物を捧げました。

ヒゼキヤは主を求めました。(歴代誌第二31:20-21)

これは最も大切な資質でした。

ヒゼキヤは時々失敗しましたが、普段は自分の知恵に頼らず、本当に神様を喜ばせたいと願っていました。

だからこそ、彼は神様との関係を何よりも大事にし、主の目の前で良いこと、正しいこと、誠実なことを行い、心を尽くして働いたのです。

神様はこのようなリーダーを望んでおられます。あなたが教会を導く場合でも、家族を導く場合でも、神様はこのようなリーダーを求めておられます。

つまり、あなたが自分の民のために祈り、彼らを励まし、仕事を与えることを望んでおられます。

また、良い模範となり、自分の物を主の働きのために捧げることを期待しておられます。

しかし、神様が最も大切だと考えておられるのは、あなたが神様を求めることです。

あなたはどのようなリーダーでしょうか。