それは、はからずもエリメレクの一族に属するボアズの畑であった。(ルツ記2:3)
ルツ記の著者は、ちょっと微笑みながら、その言葉を書いたでしょう。
「はからずも」?
それは、きっと神様の導きでした。
ナオミは、神様が自分を見捨てたと思っていました。でも、神様はまだナオミのために計画を持っておられました。上記の「偶然」は、ナオミだけではなく、私たちにも影響を与えました。
(ネタバレですが、興味があれば、マタイの福音書1:5〜6、16を読んでみてください。)
ナオミにそれがわかってきたので、心の中に希望がよみがえりました。
神様には、偶然はありません。神様は、意図的にご自分の目的を達成しておられます。そして、その計画は、神様を愛する私たちの益のためのものです。(ローマ8:28)
私はこれまで、いろんな「偶然」に出会ってきました。でも、振り返ると、それらは偶然ではありませんでした。そして、神様の私のための計画が明らかになるにつれて、私は神様が良い方であることを、もっと深く知るようになりました。
だからこそ、私は希望を持っています。
たしかに、主は御恵みを惜しまない方です。
