時として、私たちは霊的な戦いの真っただ中にいることを忘れてしまいがちです。しかし、私たちは確かに戦争の中にあります。
そして、多くの人々が最前線で福音を述べ伝えています。ある人々は自分の地域で、またある人々は海外でその使命を果たしています。どこでイエス様に仕えているとしても、彼らには私たちの祈りが必要です。
パウロ自身もそのことをよく理解していました。もし、ほかのクリスチャンの祈りを必要としない人がいるとすれば、それはパウロのような人物かもしれません。それでも、パウロはそのようには考えませんでした。
彼は、自分の力だけでは神様の働きを成し遂げることはできないと認めていました。だから、彼はローマの教会に次のように記しています。
兄弟たち。私たちの主イエス・キリストによって、また、御霊の愛によってお願いします。私のために、私とともに力を尽くして、神に祈ってください。
私がユダヤにいる不信仰な人々から救い出され、エルサレムに対する私の奉仕が聖徒たちに受け入れられるように。。。(ローマ人への手紙15:30-31)
「私とともに力を尽くす」という表現は興味深いものです。別の訳では、「私とともに戦う」という意味になります。
牧師や宣教師について考えるとき、私たちはしばしば彼らを特別な存在のように見てしまいがちです。けれども、彼らは超人ではありません。彼らも私たちと同じ人間であり、霊的な戦いの只中にいます。
だからこそ、その戦いに加わり、彼らのために祈りましょう。
あなたの牧師のために祈りましょう。前回の記事では、牧師を経済的に支えることについて話しましたが、彼らは霊的な支えも必要としています。だから、彼らのために祈りましょう。
また、あなたが知っている宣教師のために祈りましょう。彼らもあなたの祈りを必要としています。
霊的な前線に立つ人々を決して忘れないようにしましょう。
もちろん、私たちは皆、神様の働きに参加するべきです。その御国の働きに加わるとき、サタンや悪霊は私たちを攻撃しようとします。
そして特に、最前線にいる人々を狙って攻撃します。だからこそ、彼らのために祈りましょう。
さらに、彼らを励まし、支えましょう。神様が私たちを祝福してくださる限り、彼らを経済的にも助けましょう。
前線は時に孤独な場所です。だから、そこにいる人々を励まし、支えましょう。
