今日の箇所を読んで、二つの聖句が心に深く響きました。
銀にはるつぼ、金には炉、人の心を試すのは主。(箴言17:3)
聖書の著者たちがはっきり教えていることの一つは、神様がご自分の民に試練を経験させるということです。 一つの理由は、神様が私たちの心を試しておられることです。
でも、なぜ神様は私たちの心を試さなくてはならないのでしょうか。神様は私たちの心をすでにご存じではないでしょうか。
もちろん、神様は私たちの心をご存じです。
でも、多くの場合、私たちは自分の心を知らないのです。そして、試練によって、私たちの欠点や弱さが浮かび上がります。その反面、試練によって、自分が思っていたよりも強いと分かることもあります。
どちらにしても、神様の目的は、私たちが滅びることではなく、むしろイエス様のようになることです。
でも、もう一つの大切なことを覚えておきましょう。私たちは一人で試練を通る必要はありません。
ソロモンはこう書いています。
友はどんなときにも愛するもの。兄弟は苦難を分け合うために生まれる。(17節)
神様の望みは、試練を通るとき、兄弟たちや姉妹たちが互いに支え合うことです。
だから、苦しんでいるときに、恥ずかしがる必要はありません。周りの人々の助けを求めましょう。
また、誰かが苦しんでいるとき、その人にすぐに手を差し伸べましょう。
でも何よりも、覚えておきましょう。イエス様はどんなときにもあなたを愛する友です。私たちが最も苦しい試練の中にあるとき、イエス様は私たちと共におられます。
ダニエル書3章にあるシャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの話を思い出します。彼らは文字通り火の中を通ったとき、互いに支え合いました。
それだけではなく、火の中でイエス様ご自身が彼らと共におられました。その結果は?彼らは金のようになって出て来ました。
私たちも必ずそうなります。
