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箴言

良い評判を保つ

周りの人々があなたを見ると、彼らはどう思うでしょうか。

箴言では、そのトピックがよく取り上げられています。ソロモンは10章で、良い評判の大切さについて書きましたし、この箇所でも同じことについて書いています。彼はこう言いました。

名声は多くの富よりも望ましい。愛顧は銀や金にまさる。(箴言10:1)

この箇所では、私たちは、どのように良い評判を保つことができるか見ることができます。ソロモンはこう書きました。

利口な者はわざわいを見て、これを避け、わきまえのない者は進んで行って、罰を受ける。(箴言22:3)

時々、私はハワイ人の考え方に驚きます。津波の警報がある時、海へ津波を見に行く人もいます。(私の友達も見に行ったことがあります。私は信じられませんでした。)

幸い、津波がハワイに付く前に小さくなったので、誰も怪我をしませんでした。それでも、その人は本当にバカなことをしたと思います。

それに、多くの人々は他の危険も見ることができません。ソロモンはこう言いました。

曲がった者の道にはいばらとわながある。たましいを守る者はこれらから遠ざかる。(5)

多くの人々は、どのように自分の罪が彼らの健康や、結婚や、他の人間関係を壊すかを見ることができません。だから、彼らはその道を行き続けるので、苦しみ、自分の評判が地に落ちてしまいます。しかし、知恵を持つ人は、その危険を見て避けます。

ソロモンは続けてこう言います。

謙遜と、主を恐れることの報いは、富と誉れといのちである。(4)

私たちが主を恐れると、良い評判を獲得できます。

とはいえ、すべての人々があなたが好きなわけではありません。時々、主を恐れると、私たちは迫害されることもあります。イエス様は罪のない神の子でした。それでも、ある人々はイエス様を憎んだので、殺してしまいました。

けれども、多くの場合、神様を恐れると、私たちは栄え、良い評判を獲得します。

もう一つ覚えておくべきことがあります。私たちが自分の子供をちゃんとしつけないと、彼らは私たちの評判を汚すかもしれません。ソロモンはこう書きました。

愚かな子はその父の憂い、これを産んだ母の痛みである。(17:25)

また、

愚かな息子は父のわざわい。(箴言19:13)

だから、ソロモンはこう言いました。

若者をその行く道にふさわしく教育せよ。そうすれば、年老いても、それから離れない。(箴言22:6)

また、

愚かさは子どもの心につながれている。懲らしめの杖がこれを断ち切る。(22:15)

そして、ソロモンは良い評判を獲得できる他の方法を教えます。つまり、

  • 周りの人々を祝福する。(9)
  • 清い心を保つ。また、恵み深い言葉を言う。(11)
  • 怠ける態度を避ける。(13)
  • 不倫を避ける。(14)
  • 友達を賢く選ぶ。(24-25)
  • あなたの経済に気を付ける。(26-27)
  • 正直に生きる。(28)
  • 自分の仕事を上手にする。(29)

そんなことをすれば、あなたはイエス様のように、神と人とに愛されます。(ルカ2:52)

あなたはどうですか。どんな評判を築いているでしょうか。

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箴言

あなたはどんな名前を持っているでしょうか。

シェイクスピアはこう聞いた。「名前はなんだ?」

ソロモンはこう答えました。

正しい者の呼び名はほめたたえられ、悪者の名は朽ち果てる。(箴言10:7)

例えば、人々がヒトラーという名前を聞くと、悪いイメージがすぐに浮かびます。多分だれも自分の子供にその名前をつけないでしょう。

でもクリスチャンがヤコブや、ノアや、マリヤや、ハンナという名前を聞くと、良いイメージが浮かびます。実は、アメリカでは、ヤコブとノアは、今でもとても人気の名前です。

あなたにはどんな名前があるでしょうか。つまり、あなたにはどんな評判があるでしょうか。それは大部分あなたの人生によります。

ソロモンはこう書いた。

知恵のある子は父を喜ばせ、愚かな子は母の悲しみである。(1)

知恵のある人はどんな人でしょうか。

  • 彼らは勤勉で、よく働きます。(4-5)
  • 彼らは権力を認めて、戒めを受け入れます。(8,17)
  • 彼は正直な人です。(9)
  • 彼らは人々に赦してあげます。(12)
  • 彼らの口から命が流れます。(11)
  • 彼らの口から知恵がえられます(13,31)。
  • 彼らがいつ黙った方がいいか分かります(19,32)。
  • かれらの言葉は、人々を養います(21)。
  • また、彼らは絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めます。 (第二テモテ4:2)

朽ち果てる名前のある人はどんな人でしょうか。

  • 彼らは怠けている。(4-5、26)
  • 彼らは戒めを受け入れないので、思慮がないです。それに、ほかの人々をその悪い道に導きます。(8、13、17)
  • 彼らは心の中で憎しみを抱いて、人々を傷つけます。(11-12)
  • 彼らの言葉に気を付けないので、周りの人々を傷つけます。時々、彼らは自分自身も傷つけてしまいます。(8、14、19ー21)

あなたはどんな人でしょうか。人々はあなたを見るとき、どんな人を見ますか。

あなたが亡くなると、彼らはあなたについて何を思い出すでしょうか。

あなたを知っている人々を祝福する名前を残すでしょうか。もしくは朽ち果てる名前を残すでしょうか。

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イザヤ書

あなたの名前を知っておられる神

多くの聖書学者は、イザヤが40-66章を書いたかどうかについて疑問を抱いています。もちろん、その学者の大部分はクリスチャンではありません。

さらに、中には「私はクリスチャンだ」と言いながらも、この部分について疑いを持つ人もいます。

どうしてでしょうか。それは、イザヤが将来の出来事を、あたかも過去に起こった出来事のように書いたからです。また、イザヤの預言が実際に成就しているからでもあります。

イザヤ書を読む時に思い出さなくてはならないのは、イザヤがバビロンやペルシア、そしてイスラエルの追放について記した時、ほとんど何も起こっていなかったという事実です。

当時、バビロンとペルシアはまだ大国ではありませんでした。また、北イスラエル王国はすでに追放されていましたが、ユダ王国はまだ存続していました。

実は、イスラエルにとって最大の敵は、バビロンでもペルシアでもありませんでした。一番の敵はアッシリアでした。

それはさておき、多くの人々がイザヤの預言を読む時、こう言います。

「イザヤの預言はあまりにも完全だ。これは本当の預言であるはずがない。きっとイザヤが亡くなった後、さらにペルシアの王クロスがイスラエル人を自分たちの土地に帰らせた後になって、誰かがこの『預言』を書いたに違いない。」

けれども、それは不信仰な態度です。そのような人々が実際に言っているのは、「神様など存在せず、超自然的な知識はあり得ない。仮に神様が存在したとしても、この世の中にそのように働くはずがないのです」ということです。

ここでは具体的にその疑問に答えませんが、これだけは断言できます。イエス様が生まれる100年以上も前に、旧約聖書のすべてがギリシャ語に翻訳されていました。この点についてはクリスチャンもノンクリスチャンも疑いません。

それでも、旧約聖書にはイエス様についての多くの預言が記されています。例えば、イエス様がどこで、いつ生まれるのか、また、イエス様の死とよみがえりについて、旧約聖書の中で預言されているのです。

だから、私はこのバビロンとペルシアに関する預言を疑いません。

この44章で最も不思議な預言の一つは、クロス王がエルサレムの再建を命じるということです。

なぜそれが不思議なのでしょうか。それは、クロス王がまだ生まれていなかったからです。クロス王が生まれる前に、神様はすでにその名前を知っておられ、クロス王が何をするかをご存じでした。

おそらく、クロス王はその預言を目にしたのでしょう。そして、きっとクロス王はエレミヤの預言も読んだに違いありません。(歴代誌第二36:22-23)

おそらく、その預言によってクロス王は深く感動し、ユダの人々をエルサレムに帰還させる決断をしたのだと思います。

クロス王が学んだ教訓は、私たちにとっても非常に重要です。もちろん、神様は将来を完全に知っておられます。しかし、神様はそれだけではありません。

神様は、私たちが母の胎内にいる時から形造ってくださった方であり、私たちを深く愛し、私たちの名前をご存じです。そして、私たちが神様と協力するならば、神様は私たちのために素晴らしい計画をご用意してくださいます。

パウロはこう言いました。

すなわち、神は私たちを世界の基の置かれる前から彼にあって選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。

神は、みむねとみこころのままに、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられました。

それは、神がその愛する方にあって私たちに与えてくださった恵みの栄光が、ほめたたえられるためです。(エペソ1:4-6)

エペソ1:3-14を読んでください。その言葉を深く心に留めましょう。神様があなたの将来だけでなく、あなたの名前も知っておられることを覚えておきましょう。そして、神様はあなたを深く愛しておられるのです。

それを知り、心に平安を持ちましょう。その希望によって、安心しましょう。