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ガラテヤ人への手紙

大事なのは。。。

今日の箇所で、パウロはこの手紙の中で以前に述べたことをまとめています。特に、何が重要であり、何が重要ではないかについて語っています。パウロによれば、

  • 周りの人々が私たちについてどう考えるかは重要ではありません。特に、彼らに認められる必要はありません。(ガラテヤ人への手紙6:12)
  • 律法に従うための私たちの努力も重要ではありません。なぜなら、律法によって義と認められたいと思うなら、律法を完全に守らなければなりません。ところが、完全に律法を守れる人は誰もいないからです。(ガラテヤ人への手紙6:13a)
  • 神様のために私たちが成し遂げることへの誇りも重要ではありません。特に、神様の御心を誤解しているなら、その誇りは無意味なものになります。(ガラテヤ人への手紙6:13b)
  • 割礼を受けているかどうかも重要ではありません。心に変化をもたらさない儀式や宗教的な習慣は、何の意味も持ちません。(ガラテヤ人への手紙6:15a)

私たちは、これらすべてのものに対して死んだはずです。また、これらのものも私たちに対して死んだはずです。(14)

その一方で、重要なのはただ一つ。それは、イエス様の十字架の御業によって、私たちが新しい創造物とされたということです。(14-15)

私たち自身の努力によって変わるのではありません。むしろ、聖霊様の力によって、私たちは完全に変えられるのです。重要なのは、この真理です。

そして、パウロはこう語りました。

この基準にしたがって進む人々の上に、そして神のイスラエルの上に、平安とあわれみがありますように。(16)

ユダヤ人のクリスチャンたちは、ガラテヤのクリスチャンたちにこう言いました。「割礼を受け、モーセの律法に従えば、神のイスラエルに属することができます。」

しかし、パウロはこう答えました。「その考え方は誤っています。イエス様への信仰と聖霊様の力によって、あなたたちは変えられ、神様の民とされるのです。」

この真理を理解すると、どうなるでしょうか。あなたは平安を得ます。自分の力で神様の律法に従おうとすることの重圧から解放されます。そして、神様の憐れみをより深く知るにつれ、裁かれることへの恐れも消えていきます。

あなたはどうでしょうか。自分の力でクリスチャン生活を歩もうとしていませんか。聖書の規則を守ることで、良いクリスチャンになろうと考えていませんか。

あるいは、あなたは受けた恵みによって安心し、毎日、聖霊様と共に歩み、その導きに従っているでしょうか。

パウロがそうしたように、私もあなたのために祈ります。

兄弟たち。私たちの主イエス・キリストの恵みが、あなたがたの霊とともにありますように。アーメン。(18)