前回の記事でも触れたように、最後の晩餐で、弟子たちはイエス様の言葉に衝撃を受け、深く悩んでいました。
なぜなら、イエス様は「私が行くところに、あなたは今ついて来ることができない」と言われたからです。
さらに、イエス様は弟子たち全員がつまずき、イエス様を見捨てることになると語られました。そして、最も勇敢な弟子のように見えたペテロでさえ、「イエスを知らない」と三度言うことになる、と言われたのです。
それでも、イエス様は彼らの心をよくご存じでした。そのため、彼らを励まして、こう語られました。
あなたがたは心を騒がせてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。(ヨハネの福音書14:1)
要するに、「心を騒がせてはなりません。これは厳しいことかもしれず、あなたたちには到底想像できないかもしれません。しかし、天の父は今もすべてを支配しておられます。天の父を信じなさい。そして、私をも信じなさい。」ということです。
そして、イエス様は彼らに未来のことを少し示し、なぜご自身が行かなくてはならないのかを説明されました。
わたしの父の家には住むところがたくさんあります。そうでなかったら、あなたがたのために場所を用意しに行く、と言ったでしょうか。
わたしが行って、あなたがたに場所を用意したら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしがいるところに、あなたがたもいるようにするためです。(14:2-3)
イエス様は私たちに三つの約束をされました。
1. 私たちのための場所を用意される。 もし私たちがイエス様を救い主として受け入れれば、イエス様は天の父の家に私たちのための場所を用意してくださいます。
その場所がどのようなものかは分かりませんが、きっと素晴らしいものでしょう。イエス様が卑しい場所を作るはずはありません。
クリスチャンの歌手キース・グリーンは、興味深い歌詞を書きました。
あなたは六日間で天地を造られましたが、父の家を二千年以上構築中です。
2. 再びこの世に戻られる。 イエス様が去ると聞いたとき、弟子たちは混乱し、不安になりました。けれども、イエス様は「私は必ず戻る」と約束されました。
まず、イエス様は彼らに聖霊を送ると約束されました。そして、イエス様ご自身もいつか戻られると約束されました。
3. イエス様がいるところに、私たちもいることができる 。イエス様が戻られるとき、私たちもイエス様がいる場所に迎え入れられます。
パウロはこう語りました。
すなわち、号令と御使いのかしらの声と神のラッパの響きとともに、主ご自身が天から下って来られます。
そしてまず、キリストにある死者がよみがえり、それから、生き残っている私たちが、彼らと一緒に雲に包まれて引き上げられ、空中で主と会うのです。こうして私たちは、いつまでも主とともにいることになります。
ですから、これらの言葉をもって、互いに励まし合いなさい。(第一テサロニケ4:16-18)
でも、ちょっと考えてみてください。その会話の数時間後、弟子たちはつまずき、イエス様を見捨てました。それにもかかわらず、イエス様はそんな彼らに、あの素晴らしい約束をされたのです。
なぜ、イエス様は彼らにそんな約束をされたのでしょうか。
それは、イエス様が彼らを決してあきらめることなく、彼らの心と人生に働き続けようと計画されていたからです。
同じように、イエス様は決してあなたのこともあきらめません。どんなに苦しんでも、どんなに失敗しても、イエス様はあなたのために場所を用意しておられます。
だから、絶望しないでください。むしろ、立ち上がって、歩み続けましょう。
Why should I worry?
どうして私は悩む必要があるのでしょうか。
Why should I fret?
どうして私は不安にならなければならないのでしょうか。
‘Cause I’ve got a Mansion Builder.
私には、豪邸を築いてくださる方がおられます。
Who ain’t through with me yet.
その方は、私を決して見放さず、今も働き続けておられます。
–Second Chapter of Acts
