安息日を破った人の話が、民数記15:27-31にある神様の指示のあとに記録されているのは、偶然ではないと思います。
27-31節では、神様は、気づかずに罪に陥ってしまう人と、故意に罪を犯す人を区別されます。
気づかずに罪に陥ってしまう人のためには、祭司が宥めを行い、その人は赦されました。
しかし、故意に罪を犯した人のためには、宥めはありませんでした。神様はその人を赦されませんでした。
安息日を破った人は、そのような人でした。
彼はただ、その日が安息日であったことを忘れていたわけではありません。周りの人々がその罪を指摘したとき、彼は「大変です。忘れてしまいました。どうしたらいいですか」とは言いませんでした。
むしろ、彼はまったく気にしませんでした。彼は神様の言葉を侮り、その行為によって神様を冒瀆しました。
その結果は――死です。
素直に悔い改める心を持つ人に対して、神様は恵み深いお方です。神様は、いつもそのような人を赦してくださいます。
しかし、悔い改めようとしない反抗的な人は、神様の赦しを知ることがありません。
ですから、いつも神様に対して柔らかい心を保ちましょう。
