多くのクリスチャンは、「聖書をもっと理解できたらいいのに」と言います。(あなたも、そう思ったことがあるかもしれません。)
今日の箇所で、イエス様は、私たちが聖書をより深く理解するための道を教えてくださいます。
第一の鍵は、自分の心を神様のみ言葉に開くことです。イエス様は、私たちが理解できる範囲で、みことばを教えてくださいます。(33節。ギリシャ語では、「聞く」という言葉に「理解する」という意味も含まれています。)
しかし、イエス様は二度、同じことを繰り返されます。「聞く耳のある者は、聞きなさい」(マルコの福音書4:9、23)
多くの人々の問題は、理解できるみ言葉を歓迎しないことです。
むしろ、彼らは神様と議論しようとしたり、神様のみ言葉を無視したりします。
だからこそ、イエス様はこう言われるのです。
聞いていることに注意しなさい。あなたがたは、自分が量るその秤で自分にも量り与えられ、その上に増し加えられます。
持っている人はさらに与えられ、持っていない人は、持っているものまで取り上げられてしまうからです。(マルコの福音書4:24-25)
聖書を理解する鍵は、ただ知らないことをたくさん学ぶことではありません。理解の鍵は、すでに把握しているみ言葉を実践することです。
もう一度言います。多くのクリスチャンの問題は、聖書についての知識が少ないことではありません。問題は、すでに把握しているみ言葉を実践しないことです。さらに、み言葉に逆らってしまうこともあります。
もし、あなたがすでに把握していることを実践するなら、神様はあなたの聖書理解をさらに深めてくださいます。
しかし、そうしないなら、あなたはイエス様が批判された人々のようになってしまいます。つまり、見るには見るが、知ることはなく、聞くには聞くが悟ることはない者となるのです。(12)
あなたは聖書をもっと理解したいと願っていますか。すでに把握しているみ言葉を、どれだけ実践しているでしょうか。
