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コロサイ人への手紙のデボーション

キリストのことばが豊かに住むように

キリストのことばが、あなたがたのうちに豊かに住むようにしなさい。

知恵を尽くして、詩と賛美と霊の歌により、互いに教え、忠告し合い、感謝をもって心から神に向かって歌いなさい。(コロサイ人への手紙3:16、英訳)

私はいつも「キリストのことばが、あなたがたのうちに豊かに住むようにしなさい」という言葉が大好きでした。

でも、英訳を読むと、新しいことに気づきました。英訳によると、キリストのことばが私たちのうちに豊かに住むようになるのは、聖書を読んだり、説教を聞いたりすることだけではありません。(聖書を読むことと説教を聞くことも大切ですけど。)

パウロによれば、詩と賛美と霊の歌を通して、そのことばは私たちのうちに豊かに住むようになります。

それを読んだ時、私の人生を形作った歌を思い出しました。賛美の歌だけではなく、他のクリスチャンの歌もまた、私の人生を形作りました。

ある歌は聖書を直接引用していたので、私は詩篇121篇やローマ12:1やローマ8:14~21やマタイ11:28を歌ったり、祈ったりしました。

ある歌は聖書を引用していませんでしたが、その歌詞は聖書に基づいていました。

ある歌のおかげで、私は、神様が私のお父さんであることがどういう意味なのかを学びました。

別の歌のおかげで、神様が私のことをどう考えておられるのかを学びました。

もう一つの歌は、頑なな心を捨て、神様に対する柔らかい心を保つように私に挑戦しました。

試練の中で、神様を賛美することを教えてくれた歌もありました。

ある歌のおかげで、礼拝とは歌を歌うことだけではなく、私の人生の全体が神様への礼拝であるべきだということを学びました。

そのような歌は、キリストのことばを私たちのうちに豊かに住まわせる、力強い道具です。

あなたは音楽を聴いているでしょうか。どのような音楽を聴いているでしょうか。その歌の歌詞に注目するでしょうか。

キリストのことばがあなたのうちに豊かに住むことを望むなら、聖書に基づいている歌を探してみましょう。

神様への「ラブソング」だけではなく、神様の真理を教える歌を歌いましょう。

教会で歌われている曲でもいいし、クリスチャン・アーティストの曲でもかまいません。そのような歌を歌いましょう。歌いながら、その歌詞を祈りましょう。

そして、そのことばによって励まされ、挑戦され、忠告されましょう。また、そのことばを周りのクリスチャンたちに伝えましょう。

そうすれば、キリストのことばは私たちのうちに住むようになります。