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エズラ記

神様の恵みの御手

今日、エズラ記に戻ります。アハシュエロス王は亡くなり(彼は側近に殺されました)、その息子アルタシャスタが王になりました。

その時、ペルシャに住んでいる祭司エズラは、ユダヤ人に神様の言葉を教えるためにエルサレムに帰ることを決心しました。

エズラ記7-8章では、何度も繰り返されるフレーズがあります。それは、「神様の御手」、または「神の恵みの御手」という表現です。

主の御手がエズラの上にあったので、王はエズラの願いをすべてかなえてくださいました。つまり、いけにえの捧げものを買うために銀と金を与え、小麦、ぶどう酒、油、塩を提供してくれたのです。(エズラ記7:6-20)

主の恵みの手によって、シェレベヤともう二人の人が来ました。そして彼らは他の人々を主の宮で仕えるために連れて行きました。(エズラ記8:18-20)

神の御手が彼らの上にあり、その道中、敵の手、待ち伏せする者の手から彼らを救い出してくださいました。だから彼らは無事にエルサレムに到着しました。(エズラ記8:31)

どうして神様の恵みの手が彼らの上にあったのでしょうか。エズラはアルタシャスタにこう言いました。

私たちの神の御手は、神を尋ね求めるすべての者の上に幸いを下し、その力と怒りとは、神を捨てるすべての者の上に下る。(エズラ記8:22)

エズラは心から神様を求めました。彼は真剣に神様の言葉を学び、すべての人が神様の言葉を知るようにと願いました。だから、神様は彼を祝福されました。

あなたはどうでしょうか。あなたの人生の上に神様の御手が見えるでしょうか。もし見えないなら、その理由は何でしょうか。

あなたは心から神様を求めているでしょうか。あなたの人生の中心に神様がいらっしゃるでしょうか。朝起きた時、神様について考え、寝る前にも神様について思い巡らせるでしょうか。神様の働きと御言葉に専念しているでしょうか。

もしそうなら、神様は人々に触れるためにあなたの内に働き、あなたを通して働かれます。