私たちの神様は忍耐強い方です。それは確かです。
でも、結局のところ、神様は一つのことに耐えられません。それは、意図的な不従順です。
今日の箇所では、私たちはその真理を二度見ることができます。
神様がモーセにファラオのもとへ行くよう命じられたとき、モーセはいろいろな言い訳をしました。
でも、それらはただの言い訳でした。
神様がその言い訳に応えられた後、最終的にモーセは「私は行きたくない。他の人を遣わしてください」と言いました。
それを聞いて、神様は怒られました。
神様の恵みによって、ある程度までモーセの弱さは赦され、アロンがモーセに代わって民に語ることが許されました。
それでも、神様はモーセがその務めを怠ることを許されませんでした。
そのあと、不思議な出来事がありました。それは、神様がモーセを殺そうとされたということです。
なぜでしょうか。どうやら、神様はモーセに息子の割礼を命じておられたようです。
神様は、アブラハムとその子孫すべてに割礼を命じられました。(創世記17:9~14)
イスラエルのリーダーとして、モーセは良い模範を示すべきでした。
でもなぜか、モーセは息子に割礼を施していなかったようです。
もしかしたら、モーセの妻が息子の割礼。に反対していたのかもしれません。息子に割礼を施したとき、彼女は本当に怒ったようです。
私はもう一度言います。神様は恵み深く、忍耐強い方です。
でも、神様の恵みと忍耐を、罪に対する無関心と勘違いしてはいけません。
神様は、意図的な不従順を軽んじることはありません。
だから、私たちも不従順を軽んじてはいけません。
