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詩篇のデボーション

主の恵みを省みる

詩篇136篇では、詩人は、イスラエルに対する神様の慈しみと恵みを省みます。 この詩篇の初めから、彼はその憐れみと恵みについて歌っています。

主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。
主の恵みはとこしえまで。(詩篇136:1)

どれだけ私たちに対する神様の慈しみと恵みを省みるでしょうか。

たぶん、私はあまりしていないように思います。

でも今日、詩篇136篇を自分なりに書いてみました。

その詩は以下のとおりです。

主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。 主の恵みはとこしえまで。

私が生まれる前に、主は私の両親をご自分のもとに引き寄せてくださいました。 主の恵みはとこしえまで。

私が7才の時、主は私をご自分のもとに引き寄せてくださいました。 主の恵みはとこしえまで。

私が教会に興味を失ったとき、主はご自身を私に現してくださいました。 主の恵みはとこしえまで。

主は子どもへの奉仕活動に導いてくださいました。 主の恵みはとこしえまで。

私が子どもへの奉仕活動から燃え尽きたとき、 主の恵みはとこしえまで。

また、私が霊的な砂漠を渡っていたとき、 主の恵みはとこしえまで。

主は私をその砂漠から導いて、私の魂を生き返らせてくださいました。 主の恵みはとこしえまで。

主は私を日本に導いてくださいました。 主の恵みはとこしえまで。

私に妻を与えてくださいました。 主の恵みはとこしえまで。

私に娘も与えてくださいました。 主の恵みはとこしえまで。

私が失業したとき、 主の恵みはとこしえまで。

経済的に苦しんだとき、 主の恵みはとこしえまで。

主は私のすべてのニーズに備えてくださいました。 主の恵みはとこしえまで。

神様の導きによって、私は25年ほど日本で宣教師として働いてきました。 主の恵みはとこしえまで。

私の弱さや頑固さや失敗にもかかわらず、 主の恵みはとこしえまで。

私は天の神に感謝します。 主の恵みはとこしえまで。

それは、私の物語の一部分です。あなたの物語は何ですか。その物語を書きましょう。

神様の慈しみを心に留めておきましょう。

あなたに対する神様の恵みを覚えておきましょう。

そして、その話をご主人や奥さんや子どもや友達に伝えましょう。そうすれば、彼らも神様の慈しみと恵みを見ることができます。

主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。
主の恵みはとこしえまで。(1)

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詩篇

神様の慈しみと恵みを覚えている

1節の言葉は詩篇136篇の要約です。

主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。 (詩篇136:1)

この詩篇はイスラエルに対する神様の慈しみと恵みについてです。しかし、この詩篇を通して、私たちは神様がどんな方であるか分かります。

詩人は詩篇135篇のテーマを続け、神様を神の神と、主の主と呼びます。(2-3)

そして、詩人は神様を創造主として認めます。つまり、神様がご自身の知恵と力によって、天と地とすべてのものを造られたことを認めます。(4-9)

そして、詩人は神様を贖い主として礼拝します。なぜなら、神様はイスラエル人たちをエジプトから救い出し、エジプトの軍隊を打倒し、紅海を二つに分け、イスラエル人たちをその中を通らせたからです。(10-15)

そして、詩人は神様を羊飼いと比べます。イスラエル人たちが砂漠を渡った時に、神様は彼らを導き、彼らのニーズに備えてくださいました。(16-22)

そのあとで、詩人は神様を勇士として礼拝します。なぜなら、神様はイスラエル人たちを約束の地に導いたとき、その敵を倒して、その地を遺産として与えてくださったからです。(17-22)

23-25節では、詩人は神様を恵みと憐みの神として宣言します。

イスラエル人たちが卑しめられたとき、神様は彼らを敵の手から救い出してくださいました。また、神様はイスラエル人たちのニーズだけではなく、すべての人間と動物のニーズに備えてくださいます。

最後に、詩人は神様を天の主として認めます。神様はすべてを治める方です。(26)

以前、私は皮肉の危険について話しました。皮肉に対する武器の一つは感謝の態度です。つまり、私たちは神様がどんな方であるか、また神様が私たちのために何をしてくださったかを覚えるべきです。

時々、私たちはこの世における神様の行いが分からないこともありますが、神様がすべてのことをコントロールしていることを覚えていなくてはなりません。

また、神様がどのように私たちをサタンの国から救い出したかを思い出すべきです。

今でも、神様はこの世で巡礼している私たちを、神様が私たちのために整えた国に導いてくださいます。

また、私たちが霊的な力と戦うときに、神様が私たちの勇士であることを覚えていなくてはなりません。

そして、私たちが転ぶとき、神様が憐れみと恵みを私たちに与えてくださって、私たちを拾い上げてくださることを覚えているべきです。

毎日そのことを思い出しましょう。そのことに焦点を当てましょう。そして希望を持って、詩人のように歌いましょう。

「その恵みはとこしえまで。」